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かっこいい二つ名がかけるような才能が欲しい......

あーだこーだ。どーのこーの。


しばらくは3人で喋っていた。まぁ、俺が一方的に聞いてばっかりだったが、気にしない気にしない。


そして、美影、いや、ミカゲのステータスはこんな感じだった。


名前︰ミカゲ『影殺』 Lv:11 職業︰暗殺者


【剣術】【奇襲】【隠伏】【軽業】【索敵】【AGI上昇】【首斬(ユニーク)


うん、ほんとに二つ名&ユニークスキル持ちだった。なんか二人とも持ってるならそんなにレアじゃない気がしてきた。

まぁ、何万人の中の15人(予想)しか持っていないのだからレアなのだろう。


しかも、二人のスキルと俺のスキルの違いが結構あった。


【立体機動】とは、簡単に言うと、動き方が派手になるというか、動きが凄くなるというか、まぁ、チハルが自分で選び、相性抜群だったらしい。


ミカゲの【首斬】は暗殺者やPK(プレイヤーキラー)などは皆欲しがるだろう。効果はパッシブで、首に刃物で攻撃する場合、首の6割以上切れたら即死させる。というものらしい。

ちなみに、首がある、動物系などなら全部発動するが、スライムなど首がなかったりよくわからないものなどには意味がないらしい。


それに比べて、なんなんだ俺のスキル。こんなの完全にチートじゃん。スバルなにやってんの?バカなの?マジありがとうございます。


しかも、ベータでユニークスキルはプレイヤーの1体1の勝負の大会、つまり、PvP大会の上位3名しか持っていないはずのスキルらしい。


ちなみに、10位の人まで二つ名が付き、ユニークスキルは3位までだ。そのほかにも沢山の景品があったらしい。

チハルは1位、ミカゲは3位だったらしい。

ってか、暗殺者って絶対1体1じゃなくて、後ろからグサッとするものじゃないのか?なんでそれで3位までいってるんだよ。チートか?いや、俺のリアルラックチートも人にどうこう言えるものじゃないな。


そして、どのユニークスキルもラークほどチートじゃないらしい。スバルまじありがとうございます(2回目)。


「ってか、ラークって剣術持ってるけど、戦闘するのか?」


「ん?まぁ、一応少しはバトルもしてみたいと思ってな。生産だけってのも味気ないと思ったし。」


「よし、なら1回フィールド行ってみようぜ。お前の戦闘見てみたいし、俺の戦闘も見せてやるぜ?」


「俺の見ても面白くもなんともないと思うが......ミカゲはそれでいいのか?」


「俺の戦闘にもついてはスルーですか、そうですか......まぁ、いつもことだからいいけどさ」


「うん、いいよ。ただ、チハルと私を連れて草原なんて行ったら凄いことになるかもだから、行くならせめて森だけど、大丈夫?」


「あぁ、森ならもう行ったことあるから大丈夫だとおもうぞ」


「え?なんで?」


「ん?普通にクエストだ」


「どんなのなんだ?」


「薬草採取だったな。俺も欲しかったからちょうどいいと思ってな」


まぁ、薬草もだが、毒草も取れたしそして、最後にお金まで貰えたからな。また今度受けようと思っている。


「へぇ、それで誰といったの?」


「ん?ソロだぞ。」


「おい、あそこは森狼が集団で襲ってくるだろ。ソロじゃ対応できないだろ。」


そういえば、鑑定を使って説明を読んだ時に集団行動が基本的なこと書いてあったな。


「いや、たまたま1体だけでしか襲ってこなくてな。1体ずつなら簡単に倒せたから......ってどうした?なんかえっ?みたいな顔してるがどうかしたか?」


「なぁ、ミカゲ。森狼って単体行動とかするっけ?」


「いや、確かにしないとおも......っていや、たしか鑑定の説明に希に単体で動くって書いてあるって情報を聞いたような気がするよ?」


「このゲームの希ってたしか相当な確率だったと思うが......いや、こいつの場合運に関しては常識をしらないからなぁ......」


なんか、二人にボロクソ言ってるが、まぁ、気にしないでおこう。


「で、結局行くのか?」


「あぁ、お前が大丈夫なら大丈夫だ」


「うん、いざとなったららっくんは私が守ってあげるよ」


「あぁ、頼むよ」


「うし、じゃあ行くか!」


俺たちは、支払いを済ませ(チハル持ち、ベータでまぁまぁ稼いでいた金を引き継げたらしい)

酒場をでて、森へと向かっていった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


森の目の前まで来た。


「おい、二人共。これはプレゼントだ。俺が作ったから遠慮なく使ってくれ。」


「お、さんき......って、は?」

「あ、ありがとーらっく......ん......え?」


ん?どうしたんだ二人共。なんかありえないものを見たような顔で固まっているが。


「おい、ラークこれお前が作ったって?」


「あぁ、そうだぞ?」


「あれ、俺の目ってそんなに悪かったかな......なんで、こんなに初級ポーションなのに回復力高いのかな......?」


「チハル。あんたの目なら今は正常よ。今は。」


「いや、今はを強調しなくていいから......ってそれはどうでもいい!ラーク!なんだこれ!この性能おかしいだろ!」


「あぁ、それな。たぶん生産職の効果だ。」


「あれ、これってらっくん、生産職の中で1番チートなんじゃない?」


「あぁ、そうだろうな。お前これ俺たち以外に誰かに渡したりしたか?」


「いや、してないぞ。そんなことするフレンドもいないしな。」


そういえば、二人とまだフレンドになってないな。あとでなっとくか。


「よし、ならラーク。これは絶対に簡単に誰かに売ったりするな、そして、自分が作ったって言うことがバレたりしないようにな?」


「あぁ、わかってるよ。それはちゃんと気をつけるよ」


だれかに、付きまとわれるとか嫌だからな。渡すならちゃんと選んで渡さないと。


「まぁ、わかってるならいいんだけどな。じゃあ、ありがたくいただくぜ。じゃ見とけよ俺の見事な狩りを!」


「あー了解〜」


まぁ、少しはみてやろうか......お?ここ薬草いっぱい生えてるじゃん!採取しとこ。

ちゃんと採取は子を傷つけず丁寧にゆっくりとゆっく......


「見てたか!って、なんて薬草採ってんだよ!」


いや、なんでと言われてもな。そこに薬草があったからとしか、まぁ、俺は登山家でも何でもないが。


「あれ、チハル遅くない?まだ1匹?私3匹倒したわよ?」


あれ?ミカゲいつの間に居なくなってた?さっきまで後に居たはずなのに。


「いや、お前は隠伏使って、後ろから首を掻っ切るだけだろ!そりゃお前が早いわ!」


ちなみに、チハルの武器は片手剣と小さなバックラー、まぁ、盾を持って戦っている。

ミカゲは腰の後ろあたりに、短剣を2本すぐ取れるように付けている。今は1本しか使っていないな。1本で充分なのだろう。


そうして、1時間ほど狩っていた。レベルも結構上がった。ポイントは運です。狩っていたのは基本的にフォレストウルフだ。3人だし、この2人もトッププレイヤーで団体の狼も結構狩れた。

結果は、ミカゲが一番多く、次がチハル、その次が俺だった。まぁ、俺は薬草採取もしていたし、それに、この二人には勝てないだろう。


俺たち3人は1度町に戻ることにしたので、3人で喋りながら町へと振り返り、歩いていった。

ちなみに、戻っている間にフレンド登録はしておいた。

誤字などありましたらご指摘や報告などお願いします。

ブックマークなどしていただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。


今度、3人のステータスだけを出したいと思います。作品の中じゃステータスの数値は削っていたので、細かく書いた方がいいと思ったのです。


そして、二つ名やスキルの名前など、意見など是非お願いします。作者のセンスは酷いので......

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