表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/256

マミュウの誤解

ふと、人物紹介ページでも作るかな~?と思ってキガツイタ。


ウサギ→名前なし

竜王→名前なし


………そして今14話目。どうしてこうなった…

 全く何たることか!


 漆黒のロングスカートを履き、メイド風な衣装を身に纏った猫耳少女マミュウは己の拳を握り締め、自身の主人である「竜王」に対し憤る。

 長い間この国ーーこの世界では珍しい、獣人の国である南方のウィングダスで長年なんて桁では言い切れぬ程の長期間、数千年の時を領地を離れてグリンウッドを守護して来た竜王は、やっとの思いで見付けた(つがい)を連れて帰って来る。


 そう聞いてマミュウは歓喜した。


 この『主の居ない古城』に勤めて3年。

 馴れてきた仕事にメイド長から「一人前」になったからと、主の番のお世話係に任命された事に誇りを持ち、やっと会えると喜んだのだ。


 だが。


 初めて見た主は、同じく初めて見た連れて帰って来たばかりの番相手を怯えさせ、あまつさえ理性を無くした様に襲っていた。


 ーー幾らなんでも酷すぎる。


 確かに(あるじ)はかなりの長い間番に会えず、グリンウッドを一人守護しながら探していたとは聞いていた。

 どれだけ長い間なのかも。


 もしかすると主はあまりにも長く探していた為に、精神に異常をきたしているのだろうか?

 番とは会ったばかりだと聞いて居る。

 もしかすると…攫って来ているのでは無いだろうか………


 そ、それは流石に不味い。

 たらりと背中に流れる冷や汗に、先程見た主の行動のみを見ると否定出来ない様に思う。

 ヤバイ、幾らなんでもヤバすぎる。

 確認せねば!


 未だにぷるぷるとシーツの中で震えている『小さな少女』に先程から何度目かの慰めの言葉をかけ、幾ら主でも了解なしに少女に襲ったら金的ブツを物理的に抹殺してやろう、と、男性達が聞いたら震え上がって卒倒するような事を考えて、この小さな少女の頭を撫でる。

 もう大丈夫ですよ、お願いですからお顔を見せて下さいとお願いしてみると、小さな声で「ほんと?」とシーツを少しだけ捲って顔を覗かせる。


 小さな小柄な少女はルビーの様な真っ赤な瞳に不安げな色を覗かせ、マミュウをじっ…と見詰める。

 雪のような真っ白な肌、鼻は幼いせいか小さく、唇はぷっくりとした愛らしさがある。

 泣いてしまった為か目は腫れてしまっているが、とても可愛らしい。

 まるで小動物のように小さくなっている少女に、マミュウはうち震える。


 ほ、保護欲を刺激されますっ!!

 可愛い可愛い可愛いーーー!


 マミュウは銀の髪の毛の少女が寒さからか、ぷるっと震えるまでたっぷり魅入る様に見ていたが、その少女から「ここ、何処ですか?」と呟かれる言葉に戦慄した。



 ーーやっぱり主様誘拐してきているしぃぃぃっ!


餌、ちょっと寒い…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ