森オオカミ
森オオカミ
獣型魔物(実態は野生狼)
危険度:Eランク
※群れを含めてもEランクに分類される。
■ 概要
森オオカミは「Eランクだから弱い」と誤解されがちな存在である。
だが、単独のEランク冒険者にとって最も危険な相手の一つでもある。
魔物と呼ばれてはいるが、
実態は高度な社会性と狩猟本能を持つ野生の狼であり、戦い方は極めて現実的だ。
■ 危険度評価について
森オオカミは基本的に群れで行動する。
にもかかわらず、群れであってもEランクに留められている理由は以下。
群れの1〜2体が倒されると撤退する
深追いをしない
無理な戦闘を避ける
つまり、勝てる戦いしかしない魔物である。
そのため被害は限定的だが、冒険者側にとっては非常に厄介な存在となる。
■ 生態
森オオカミは森を生活圏とする肉食獣である。
明確な縄張りを持つ
群れで獲物を追い込む
無駄な戦闘を嫌う
群れが増えすぎた場合、
自然と分裂し、生息域を拡大する。
これにより、人里近くまで進出し、
家畜被害が発生することで討伐依頼が出される。
■ 戦闘行動の特徴
森オオカミの最大の脅威は、
個々の強さではなく連携である。
正面からの牽制
側面への回り込み
背後からの追い込み
疲弊したところへの噛みつき
これらを絶え間なく繰り返す。
また、
明確なフェイント行動を行うため、
初心者ほど対応を誤りやすい。
■ 冒険者にとっての危険性
単独のEランク冒険者にとって、
森オオカミは明確な脅威である。
魔法詠唱中に距離を詰められる
逃げ場を塞がれる
疲労を蓄積させられる
特に、「1匹なら勝てる」という油断は命取りになる。
■ 他魔物との関係
森オオカミは、
数体のゴブリンを狩ることが可能である。
群れによる追い込みと連携によって、
ゴブリンを孤立させ、確実に仕留める。
このため、
森オオカミが生息する地域では
ゴブリンの数が抑制されることが多い。
■ 魔物分類について
森オオカミは本来、
ただの野生動物に近い存在である。
だが、
魔石が取れる
人を襲う可能性がある
以上の理由から、
分類上は魔物として扱われる。
■ 素材価値
森オオカミの素材は以下。
魔石:小粒、安価
肉:可食だが安価
毛皮:防寒具や簡易防具として利用
総じて価値は低く、
討伐報酬に対して割に合わない。
■ 討伐の実情
討伐依頼では、
数体倒した時点で群れが散り、
その後は森中を逃げ回ることになる。
結果として、
1日で終わらない
深追いは危険
成果が安定しない
このため、
冒険者の間では人気のない依頼とされる。
■ 推奨戦術
森オオカミ討伐では以下が推奨される。
隠密行動
遠距離からの射撃
群れの指揮役と思しき個体を狙う
正面戦闘は避けること。
■ 冒険者ギルド注意書き
「森オオカミは弱いからEではない。殺しすぎないからEなのだ。」




