表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ふぁみこんよもやま話  作者: 山本遊佑
8/50

思い出カセット「ゼビウス」

 無敵、それは憧れの言葉。


 そう、この時のナムコは輝いていたなあ。

 ゲーセンのゼビウスが、なんと家庭でできるって、みんな騒いでましたね~。

 でも、私はシューティングゲームが苦手なのでさほどでした。

 そんなある日、衝撃的なニュースが教室中を駆け巡ります。

「ゼビウスに無敵コマンドがあるって!」

 教室はもう騒然です。

 当時のゲームも、裏技は結構ありました。

 ドンキーコングの梯子をつかって1面ワープや、マリオブラザーズのポーズボタン連打で地中めりこみなどですね。

 ただ、みんなの憧れ無敵となると話は別です。

 ええ、みんな色めき立ちましたね。

 話の出どころはジャンプです。

 そう、週刊少年ジャンプ!ファミコン神拳という付属の袋とじでそれが公開されたのでした。

 学校が終わり、早速、友だちの家に集合した私は、固唾を飲んでそのコマンドの入力を見守ります。

「よしっ・・・じゃいくぞ」

「おう」

 ついにゲームがスタートします。

 敵の攻撃に向かって行くソルバウ(操作する機体)。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

「・・・死なない」

「無敵だ!」

「すげーっ!」

 みんな驚いて歓喜の声をあげました。

 いや~あの時は興奮しましたね。




 だけど、無敵って飽きちゃう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ