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ふぁみこんよもやま話  作者: 山本遊佑
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思い出カセット「ファミリースタジアム87」

 いや~若気の至り。


 野球ゲームが続きましたが、このカセットの発売も楽しみにしていました。

 で、なに魔が差したんだろうというお話があるのです。

 当時は通う中学校の裏に寿屋というデパートがありました。

 ♪いらっしゃいませ寿屋あなたのまちの寿屋~♪

 というテーマソングが店内でヘビロテで流れる店なのです・・・それはどうでもいいのですが。

 ファミスタが欲しくて欲しくてたまらなかったのです!

 二時間目の休み時間に五千円を握りしめて、学校の裏道を抜けて寿屋の玩具売り場へ。

 ありましたファミスタ。

 さも、休日感を醸し出し私は、

「ファミスタください」

 と堂々と言います。

 店員のおばさん、じろり。

「学校が終わってから来てね」

 さーっと血の気が引きました。

 それまでのカセットを買うんだという高揚感が一気に消え失せ、顔面蒼白、我に返り逃げるように学校に戻ったのを覚えています。

 いや~若さって時には無謀になるものなのですね(汗)


 人は欲望の前には無力だ(笑)。

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