ついにファミコン購入する!
あの興奮。
ファミコンが販売されたのが、1983年だった。
それから遅れる事1985年の元旦、ついに遊佑少年は待望の遊技機を手に入れた。
このくだりは、どこかで書いた記憶があるので、コピペをすると楽だが改めて書いている。
すなわちこれ書きおろし(笑)。
元日の朝、お年玉を握りしめ、10時開店の玩具へと走る。
しかし、子どもが一人高級品を買いに来たという事で、親を呼んできなさいと一蹴され、急いでチャリを走らせ家へ帰った。
当時空前絶後の大人気を誇ったファミコンである。そうこうしている内に、他のお年玉を握りしめた子どもが、玩具に買いに来るかもしれない。
私はそんな焦燥感の中、
「おじさん、必ず、すぐ戻って来るから待っていて」
必死こいて、チャリを猛ダッシュ家へ帰る。親戚のおじさんが帰省していたので、無理を言って玩具屋へ来てもらい、ついにファミコンをゲット。
それと手に入れたソフトは「アーバン・チャンピオン」だった。
はやる気持ちを抑え、おじさんに手伝ってもらい、ファミコンを開帳する。
「あ」
と、真っ先に気づいたことがある。
(ボタンが四角から〇に変わっとる。※これは劇的な変化だったなあ。四角ボタンキボンヌだっただけに)
テレビの裏にあるアンテナ端子のツマミ(差し込むタイプもアリ)に、RFスイッチをつなぎ、苦戦すること一時間、ACアダプターをコンセントに差し込み、スイッチオンっ!
ついに我が家にファミコンが・・・早速、購入した「アーバンチャンピオン」をやってみる・・・うん、面白くないっ!
彼にはもう一本のソフトがある。
そう、「ドンキーコング」を夢中で遊ぶ遊佑少年であった。
わくどきでした。