好き勝手な事をする俺の彼女。
いつもいつも俺に一言もいわずに好き勝手にする俺の彼女。
何かするなら? 俺に相談するとか一言いえよな!
俺の知らないところで好き勝手な事してんじゃねーよ!
前も彼女に告白してきた男を彼女は俺と付き合ってるから
そいつをフッたらしいんだけど、、、?
そいつが彼女に最後にハグをさせてほしいと言ったらしく
彼女はそれを受け入れた。
なんでそうなるんだよ! フッた男と何故ハグをする?
キスさせろって言われたらキスするのか?
あり得ない! 俺の彼女は一体何を考えてるんだか?
・・・なにしろ、彼女はモテるんだよ。
俺と付き合ってなくてもきっと次から次へと告白されて誰かと
付き合ってるんだろうな。
俺なんて! 全くモテないというのにさ。
それに彼女はお酒が入ると? 何でもOKになるのか?
言われた事は何でもする女に変身する!
マジ怖いよ。
俺と彼女が付き合い始めた頃だったか?
彼女が女友達と数人で飲みに行ったらしいんだけどね。
彼女は凄くお酒が強いんだけど、酔っぱらうと気分が良くなるのか?
何でもやってあげる子に変わる。
だから彼女達をナンパしてきた男達とお酒を飲んでて一人の男が
酔っぱらった彼女とホテルに行きたいと言ったら? 彼女はOKを
出したらしいんだ。
俺が彼女を迎えに行かなったら? 彼女はあの男とホテルに行って
たと思うとゾッとした。
今ままでもそんな事があったらしいけど、彼女は懲りていない。
彼女の女友達が毎回、彼女を危ない目から助けていたらしんだけど
その子は結婚してしまって、その女の子の代わりが俺になったみたいだ。
頼むから好き勝手な事すんじゃねーよ!
危なかしくて不安で俺が眠れなくなるじゃねーか!
『今日さー女友達と飲みに行くから帰りは車で迎えに来て!』
『分かった、“変な男に簡単についていくなよな!”』
『分かってるって! じゃあね。』
『うん。』
朝、仕事に行く前に彼女にあんなにも釘を刺したというのに......。
彼女はやっぱりお酒が入るとガード甘くなるのか? 酔っぱらった
彼女を連れて行こうとする男に遭遇。
『俺の彼女に何してんだよ!』
『はぁ!? お前の女かよ! こんなベロンベロンに酔っぱった女
なんかに興味ねーよ!』
『彼女に手を出したら俺がお前を殺すぞ! とにかく俺の彼女に
手を出すな!』
『“分かったよ、こんな酔っぱらい女! お前に返すよ!”』
『本当にいつも心配させるよな、困った彼女だよ。』
俺は彼女を助手席に座らせて、シートベルトもしっかりかけて
車を走らせた。
彼女は途中で目を覚まし、気分が悪いと言う。
車を止めて彼女を助手席から降ろし、彼女を道の端の方に座らせて
俺は彼女の背中を優しくさする。
完全に飲み過ぎた彼女は横で吐いていた。
もうこれもよくある光景だ。
『ごめんね、いつも私の看病してくれてありがとう。』
『もう慣れたよ。』
『幸祐だけだよ、私のこんな姿見ても離れて行かない彼氏って。』
『それって褒めてる?』
『褒めてるよ。幸祐ってこんな事になるのが分かってても“飲みに行くな”
って私に言わないよね、なんで?』
『だって麗! お酒、本当に好きだよな?』
『死んでもやめられない!』
『知ってる、“だから飲みに行くな”って言わないんだよ。』
『本当に幸祐って優しいよね。』
『俺はさ、麗と別れるぐらいなら? 何でもするなって言いたくないだけ。』
『それを優しいって言うんだよ。』
『麗は勝手に何でも決めるじゃん! 俺にせめて一言でも言ってほしい。』
『・・・うーん? 無理。』
『そうだよなぁ~分かってるけどね。』
『ごめんね、自分勝手で。』
『まあ~いいさ! さあー帰るか。』
『うん。』
俺は何があっても彼女と別れる気はない。
今の関係が好きだからだ!
彼女は自分勝手で、何でも自分で決めてしまう彼女だけど......。
俺はそんな彼女が大好きだ!
やっぱり彼女を大切にしたいと想っている。
最後までお読みいただきありがとうございます。




