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ベツバラ!!  作者: 理想久
第一章 ようこそ異能学園へ
7/82

測定試験があるようです

忙しいって本当に信じられないと思います。

本当に毎度申し訳ありません。


FGO新章面白かったです


感想、質問、コメント等お待ちしております

 ■◇■


「えー気を取り直しまして」


 室内に張り巡らせた異能は既に解かれ、教室内は元の空気感に戻っていた。

 戻った、と言っても多少の緊迫感というものは残っている。が、それはある意味で先程通りである。


「さっき言ってた測定試験の話をしていくよ」


 教室内には、また爆弾ではないか、という懐疑的な視線がちらほらと見えるが無視しながら進めていく。


「測定試験、というのは分かってる人も多いと思うけど異能のランク測定の事だね」


 異能には普通1~5段階のランクが設定される。

 これは世界異能機関の認定した公式のランク付けであり、世界共通のものだ。


「この学園では基本的に学年の区切り毎でランク測定をする事になってるんだ。つまり一年生の丁度今が最初のランク測定だね。次のランク測定は二年生の開始時で最後に受けるのは三年生だね。みんなは明日第一訓練場に集合して早速測定試験を行うから絶対に遅れないように」


 つまり一年間授業を通して自身の異能を鍛えるという訳だ。異能は使えば使う程に強化される。羅盤学園という環境で過ごす事で異能も相応に鍛えられるのである。


「でも杠先生、ランク認定って異能機関の認定員が行うものじゃないんですか?」

「うん、普通はね。でもこの羅盤学園だけは違うのさ」


 普通のランク認定が世界異能機関が派遣する認定員によって行われるのは一般に広く知られている事だ。

 しかし世界異能機関と異能者養成学園は母体が完全に異なる組織である。この羅盤学園の敷地内にも勿論ランク認定の為の認定員が居る機関の支部は無い。


「この羅盤学園には他の学園には無い特徴がある、何かわかるかな?」


 そう言うと質問してきた生徒に聞き返す。


「えっと……学園の規模、とかですか」

「惜しい。そうだね、それもある。けど不正解だね」


 大袈裟に腕でバツ印を作る杠英二の仕草に生徒は少しむっとした表情をするが、気にした様子もなく杠英二は話を続けていく。


「正解は【羅針盤】さ」

「【羅針盤】、ですか?」


 大半の生徒には聞き覚えのない単語だろう。

 実際この情報は基本的に外部には公開されておらず、一般入学組は更に情報を制限されている状態で入学してきているのだ。現状で知っている方が珍しいというものである。


「もう十七年位前になるのかな、〈怪物〉がこの森影異能特区を壊滅寸前まで破壊した事件は知ってるよね」

「はい、有名ですよね。世界七人目のランク6異能者。知らない方が少ないと思いますけど……」

「【羅針盤】はね、その〈怪物〉の触手の残骸を用いて作られた世界に三台しかないランク測定装置なんだよ」


 杠英二の言葉に合わせて電子黒板に一つの画像が映し出された。

 ソレは黒い盤に透明なドーム状の透明な盤が括りつけられた機械だった。いくつかの操作パネルが側面には設置されており、いかにも研究所に置かれているような感じである。

  どれほどの大きさかまでは写真では分からないが、パネルの大きさと比較するにそこそこの大きさはあるだろう。


「これは現状で最も正確なランク測定を行える機械でね、これと同程度となるともう〈閲覧権限〉による直接の測定しか無いんじゃないかな。下手な認定員よりは絶対に精度は高いよ」


 その言葉に一部の生徒から驚きの言葉が漏れる。

 〈閲覧権限〉と言えば世界異能機関お抱えの世界最高のランク認定員として有名な存在だ。公開異能者番付や国家所属のランク5異能者、逮捕された異能犯罪者等……〈閲覧権限〉によってランクを測定された異能者はいずれも強力な異能者ばかりである。


「先生、それって〈閲覧権限〉みたいに自分の異能の性質まで分かったり!?」

「いや、流石に異能の詳細まではこの機械では分からないけどね。でもかなり正確なランクが測定できるから、羅盤学園は他の学園と違って内部だけでランク測定を行えるって訳さ」

「そっかぁ、そりゃそうですよね」


 あくまで【羅針盤】は機械という事なのだろう。

 もしそんな事が出来るのなら新も知りたいぐらいだ。

 勿論、人前以外で、という条件は付くが。


(それが出来ないから〈閲覧権限〉は特殊なんだろうけどな)


 その後もいくつか簡単な準備物等の説明が行われ、話し終える頃にはクラスレクリエーション開始から一時間が過ぎようとしていた。

 一つの授業は一時間区切りなので、そろそろ終了の時刻である。


「おっと、もうこんな時間か。詳細の続きは明日話すね。って事で今日は解散!気を付けて帰るんだよ~」


 その言葉を言い終えてすぐ、授業終了の鐘が鳴ったのであった。


 ……自己紹介はどこへ行ったのだろうか。


 ■◇■


 レクリエーションが終わり、クラスメート達は帰宅する者、教室に残る者に分かれていく。

 一部の生徒は永宮雅成の元へ集まろうとしていたようだったが、当の本人は杠英二の解散宣言の後にすぐ帰ってしまったらしく教室には居なかった。


 見れば話が終わってすぐ舞桜瞳は白木銀子の元へ行ったようで仲良く話している姿があった。


 身を乗り出しながら机越しに話しかける舞桜瞳。そんなに近づきたいなら横から話しかければいい筈なのだが、よっぽど向かい合わせが好きなのか意地でも正面を譲る気は無さそうだ。

 少々困った顔をして白木銀子も笑っている。


 周囲には白木銀子と話そうと機会を伺っている生徒も何人かいるようだが、舞桜瞳の存在感の強さに気圧されて機会を見つけずにいる。


(さて、どうしようかな)


 しかし新は思考を切り替える。言うなれば仕事用の頭に、だ。


 新にとって気になる事は新人戦もそうだが、一先ずは明日のランク測定試験である。


(そこそこで抑えないと……本気でやるとまずいよな?)


 新にしてみれば自分のランクを誤魔化す事は難しくない。

 認定員の前では能力を制限して使えばいいだけだし、機械相手でも異能領域の展開を相応に制限する事ぐらいは出来る。


 というより異能領域の調整位は出来なければ一定の段階以上では戦っていけない。


(問題は【羅針盤】がどれ位高性能なのか……って事だ)


 しかしここで想定外の事が起きる。


 そう、【羅針盤】という存在だ。

 もし杠英二の言う通りその精度がかの有名な〈閲覧権限〉と同レベルなので有れば新でも誤魔化す事は無理だろう。寧ろ速攻でばれるまである。


(てっきり外部組織に頼るか、あっても異能の強度だけを測る機械だと思ってたけど……。もし【羅針盤】が異能そのものの性質からランクを測るシステムだったら……誤魔化しは無理だ)


 何か対策のしようもあるかもしれないが、それも明日なのだから意味がない。あったとしても間に合わせる方法がこの場所には存在しないからだ。


 そもそも新が知っている羅盤学園の情報は一般人が知れる程度のものに先輩(ディテクター)から聞いた少しの情報だけで他のクラスメート達と大差ないのである。

 他の生徒が知らない事は大抵新も知らない。勝っている知識があるとすれば、一応異能者の世界で活動を行ってきたが故に得られた知識くらいのものでそれも今からどれ程役に立つのか不明だ。


(ボスなら知ってたのかもしれないけど……教えてくれなかったしな)


 新が以前尋ねた際にもボスからは一般的な準備についての情報しか与えられなかった。

 今の新には不要、の一点張りでそれ以上口を開くことも無かったのだ。


 自分でも調べようと試みたが、新にはネットに転がっている程度のもの以上の事は見つからなかった。HPや外部で行われる数少ないイベント、そんなものばかりである。

 不自然な程に学内の細かな情報は見つからなかった。


 それは新が戦闘以外は不慣れという事もあるが、何より大きいのは羅盤学園のセキュリティの高さ情報統制の厳しさが原因だと後から分かった。

 普通の異能特区内の情報だけならこうはいかない、やはり森影異能特区という世界有数の一つに数えられる異能特区だからこそなのだろう。或いは羅盤学園そのものの研究成果を守る為か。


 暫く色々と方法を考えてみるが有効打になり得そうなものは思い浮かばなかった。どれも確実ではないか、現実的では無い方法ばかりだ。


(兎に角、明日にならないと分からないって事かな)


 しかし教室の席でいつまで考えても意味はない、どうせ分からないのだから、と新は思考を中断させる。

 全ては明日分かる事なのだ、現状学園で出来る事は残されていないと新は結論付ける。

 一応思いついた事もあるがどちらにせよ自宅に帰ってからしか手を打てない。


 そうして新が腰を上げ、もう一度教室を見渡すと先程よりはいくらか人数も減っていた。

 具体的には教室内にはもう数人しか残っていない、新も含めても片手の指で足りる位だ。


 窓際で完全に寝ている女生徒、何やら楽しんでいる金髪の男子生徒、そして舞桜瞳と白木銀子の二人。


 少し耳を傾けると明るい舞桜瞳の声が聞こえてくる。


「そういえばさ~!銀子ちゃん昨日はどんな風にあの男の子と別れたの?まさかあそこでついてっちゃうなんて私思わなかったからびっくりしたよ~」

「ふふ、別に大した事はしてませんよ。あの人が途中でお腹を壊してしまったようで先に帰られたのです。まだ食事の途中だったのですがよっぽど耐えられなかったのか血相を変えて飛び出して行かれましたよ?」

「へぇ~!確かに銀子ちゃんとお食事だなんて緊張してお腹痛くなっちゃうかもね。でも自分から誘っておいて勝手に帰っちゃうなんて、ちょっとダサいね~」

「それだけ耐え難い痛みだったのでしょうね。注文した半分程しか食べていないのにそんな感じでしたから」

「あの子、今日学校に来てるのかな?雄姿を称えたくなっちゃったよ」

「さぁ。どうでしょう。あの様子だと今日も調子が悪いままかもしれませんね」

「そっか~残念だね~」


 等と仲良く話しているようだ。

 その様子は今日知り合ったばかりとは思えない程打ち解けていて、舞桜瞳がやはりコミュ力強者だったことを証明している。


(確かにあいつの勇気だけは称賛に値するかもしれないけど……)


 昨日の今日でもう話のネタにされて笑われているとは、ご愁傷様といったところだ。

 自分で食事に誘っておきながら、途中で腹痛で帰るというのは確かにダサいといえばダサいので弁護しようもないのだが。

 白木の長女は彼には重かったという事なのだろう。


(……帰ろ)


 新は一瞬どうしようか迷ったが、よくよく考えれば舞桜瞳を待つ必要もなければ、現状で白木銀子に接触する理由もない。


 終了後暫く自席で物思いに耽っていた事実から言って、今から白木銀子に話しかけるのは明らかにタイミングを狙ってた人で良い印象を持たれない可能性が高い。

 昨日のナンパ劇からそういう考えに疎い可能性も十分にあるが……無理をする必要もないのだ。


 そもそも新は自分から話しかけるという経験が薄く、どうすればいいのか分からない、というのもあるが。


 そうして新が荷物を纏め、静かに教室から出ようとしたその時、


「ちょっとちょっと~!新君、何一人で帰ろうとしてるのさ~!」


 と、舞桜瞳が近寄りながら叫ぶ声が聞こえてくる。


「薄情だよ~勝手に帰るなんてさ!友達でしょ?」


 正直どの口が言うのか、というのはあるが新はぐっと我慢する。

 短い付き合いだが彼女に関してはそういうものだと思った方が楽だという事を分かり始めていた。


「ごめん。てっきり今日は白木さんと一緒に帰るものだと思ってたからさ」

「うん?そうだよ?」

「うん、そうだよね。……ん?」

「ん?」


 何やら嚙み合わない新と舞桜瞳。

 不思議そうに顔を傾け、新を下から覗いている。


 互いに顔には疑問符が浮かび、特に舞桜瞳はぽかんとした表情のままだ。


「いや、なら白木さんと帰ればいいじゃないか」

「え?新君も一緒に帰るんだってば。銀子ちゃんと私と」

「……へ?」


 完全に予想していなかった展開に暫し新の思考回路は停止してしまう。

 無理もない。新にとって真っ当な友達という人間関係は馴染みのないものだ。

 特に舞桜瞳の様なタイプの女子とは関わった事もない。多少は雰囲気に慣れてきたと言えど、言動を予想出来る程親しくはないのである。


(そういう事かよ…!)


 すぐさまどう行動するかを思考する新。

 目の前でにこにこしている舞桜瞳。


「ほら!銀子ちゃん!帰ろ〜」


 と、無慈悲にもタイムオーバーが宣告され荷支度を済ませて白木銀子がやって来る。


 どうやら悩む時間はないようだった。


「はぁ……じゃあ一緒に帰ろうか」

「もちろんじゃん」


 地道に関わっていく予定だったが、これでは仕方が無い。

 舞桜瞳という人間を侮っていた新のミスである。


(しょうがない。いずれは関わらなくちゃいけなかったんだし、舞桜さんに手伝って貰ったという事にしとこう)


 半ば無理矢理の結論だったが、そうして自分を納得させる事にした新。


 実の所、新は関わらなくても良いのであれば関わらない様に過ごそうと思い始めていたので舞桜瞳は実質手伝っていたのだが。


 それに新が気付く事は無い。


「お待たせしました」

「じゃ、行こっか〜!」


 こうして新は初めて友達と下校をするのだった。


 ■◇■


「ただいまっす~」

「お帰りディテクター」

「お帰りディテクター」

「はーい、ただいまっす~」


 その部屋は窓の一切ない空間だった。

 電子機器の放つ光だけが空間を満たし、今もちかちかと部屋に明暗を生み出している。


「今日は早かったね」

「今日は早かったですね」

「一旦帰って来ただけっすからね~、すぐ向こうに戻るっすよ」


 青年の声、と男女の区別のつかない二人の声。

 部屋が暗く、その容姿は窺えない。


「それは寂しいねディテクター。次はいつ帰ってくるの?」

「うーん、分からないっすね。今回はボスに新君の事を報告しに来ただけっすから」

「ご苦労様だね、新君も頑張ってるんだね」

「それはご苦労な事です、ボスなら今日は三番です。今すぐ飛ばしますか?」

「準備は出来てるんっすか?出来るなら早くお願いしたいっすけど」


 そうディテクターが言うと、部屋の奥からカタカタとキーボードを叩く音が聞こえ暗闇に浮かぶ画面が目まぐるしく変化していく。

 大量の数値と、一見では何か分からないデータ群が流れては消えていく。


「問題はありません。ボスの元へは常に準備を行っています」

「大丈夫だよディテクター。準備は万端だからね」

「ならよろしくっす」

「了解しました」

「了解だよ」


 次の瞬間、ぼんやりとした光しか無かった空間の中に青白い光が現れる。

 その光は画面内の数値の変化速度が上昇するにつれてより輝きを増していく。


「『■■■■■開始』」


 中性的な声の片割れが静かに語り始める。


「『■■■■■■■連結、■■選択維持』」


 伴ってもう一人の声も、高らかに語り始める。


「『■■選択完了』」


 光の粒子がディテクターの体を包み込み、全身を覆い隠した。


「じゃあ行ってくるっす~帰りは連絡するんでまた頼むっすよ」


 バイバーイ、とディテクターが手を振りそして。


「「異能力〈■■■■〉発動」」


 既にそこにはディテクターの姿は無く、先程通りの暗闇が広がっていた。


 ■◇■


「お久しぶりっす、ボ~ス」


 ディテクターが飛ばされた先、そこは明るい空間だった。


 いや空間、というのは間違いだ。


 そこは完全な外の世界であった。ディテクターが飛ばされる直前、外の世界が夕方であったにも関わらず頂点には太陽が煌々と輝いている。


「新君の報告に来ましたっすよ~」


 ちらほらと背の高い木々が見え、地にはいくらかの花が咲き誇りっている世界。

 絵本に書かれたような、人工物が一切見当たらない世界がそこには広がっていたのである。


「ボスも親ばかっすね、新君ももういい年なんだから好きにやれると思うんすけど」


 はははと笑いながら、ディテクターは現れた地点から木々が密集する場所へと歩いていく。

 その姿には一切の戸惑いが無く、どうやらこの場には慣れているようだった。


「こうやって態々自分に手渡しで報告させるんすからね~。でも適任っすけどね」


やがて、森の中を進むと小さな場所に出た。

そこにはこの世界には似つかない石造りの椅子が置かれており、白い何かが鎮座している。


「分かってるっすよ。対価は貰ってるんで、仕事はちゃんとするっすよ~」


ディテクターは白い何かの前まで歩き、紙束を手渡した。


「これが取り合えず初日の分っす。言われた通り事前に特別な事は言わなかったっすけど、本当に良かったんすか?一応任務って体で送り出してるんすよね?」


「あー、分かりましたっすよ。ボスの目的位知ってるっす。でも念の為っすから、念の為」


「新君はこんな環境で育ったせいかちょっと歪っすからね~。とても不安定なのも分かります。新君には異能の核となる自我がまだ未発達っすから」


「え?余計な事言うな?すいません。話過ぎるのは癖っすね、悪い癖」


「でもまあ、新君の事はどうでもいいんす。次の報告は一か月後纏めて送るっすね」


「なんすか、少ないっすか。これでも頻度的には多いっすよ。こんな自由度の高い依頼で最初みたいな頻度でやってたらこっちの任務が疎かになるっす」


「あ~、分かったっす分かったっす。報酬もその度貰えるんでしたらもうちょい頻度上げますよ」


「所感としては、今んとこ不器用なりに頑張ってるんじゃないですか?友達も出来たみたいっす」


「じゃ今回の分は渡したんで、報酬を下さい。前回の続きから二年分」


「詳しく、ね」


〇【羅針盤】

〈怪物〉の遺骸を加工し作られたランク測定機。

〈閲覧権限〉を除けば最も高精度での測定が可能。

この装置が存在すること自体が〈怪物〉が怪異ではない証拠とされる。


〇ディテクター

異能力〈■■■■〉

年齢  1■

ランク ■

「知ることは全部の基本で目的っすよ」

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