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魔王の暇潰し  作者: good-bye寺沢
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時は過ぎ平成、何事もない朝が始まる。

ご飯の支度の音

テレビのニュース

親父が新聞を読んでいる

「母さん、また東京に魔王が出現したらしいな、全くこっちはいそがしいのによー」


「お父さん仕方ないじゃあありませんか、勇者が魔王を倒すのを助けるのは国民の義務ですよ」


「わかっているんだけど、今回の勇者はどうも好きになれん、いばりくさって何もしないじゃねえか」


「そんなこと言ってたら警察に捕まりますよ」


「全く誰が作った法律なんだかねえ」


テレビでは魔王と戦っている勇者の中継が流れている


「ほらほら 早くしないとギルドに遅刻しますよ、ついでに息子を起こしてきてください」


「もうそんな時間か、わかったよ行ってくる」


と親父は二階に上がり息子を起こすためにドア越しに話しかける

「おーい 早く起きやがれ、訓練学校に遅れるぞ」


「親父よ、俺はすでに起きている」


「じゃあ 早く降りてこいよー」

足音が遠ざかっていく


「ち!二度寝しようと思ったがとんだ邪魔しやがって親父め まあいいか さて学校でもいくか」



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