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アカルク旅団【始まりの道】  作者: ラエ
1章 《私の親友》
3/3

あなたとの出会い

※エミリィ・イース視点



私はこの場所が好き


ここから見える、青く大きい海


気持ちいい潮風


1日中ここに居てもいいくらい


私はこの場合が好き


でも一番好きな理由は


あなたと出会えたことかな



858年 エミリィ8才


【テラス港町‐お気に入りの場所】


いつものように私はここでゆっくりしていた


座りながら海を観てのんびりと


「はぁ・・・・」


眠たくなってきた


あれ?


後ろに誰か気配がしたような


「ねえ、あなたはここで何してるの?」


私が振り向くと


「何してたのか、教えてくれる?」


そこには、薄い茶色の髪で


私と同じくらいの年をした女の子がいた


いつの間にか後ろに


「えーと、ここにいるだけ」


「いるだけ?」


「うん、いるだけ」


「へえ~、なんか変だね」


彼女は笑っている


変なのかな、私・・・


「気にすることじゃないよ、悪い意味じゃないから」


まだ少し笑いながら言ってるけどね


「ねえ、あなたの名前は?」


「エミリィ」


「エミリィね、私はティア」


ティアて名前なんだ


ティアは私の隣に座った


「エミリィ、もしかしてあなたこの場所好き?」


「なんで、分かるの?」


「エミリィの顔に書いてあるから」


「そんな訳ないでしょ、もう」


その後、ティアと少しだけ話をした


「あ」


「ティア、どうしたの?」


「ごめんね、そろそろ戻らないと」


戻る?


「エミリィ、またここで会いましょう」


「いつ?」


「会える時にね。エミリィに会えて楽しかったよ」


「私も」


ティアはどこかへと戻った


今日は一人でのんびりできなかったけど


こういう日も悪くないかも



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