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Found

予約投稿に失敗してしまったorz

やっと更新再開出来そうです。


「扉が……開いた?」




暗闇に溶け込みかけていた静寂を、リィナの声が破った。先程の扉はーーーーーあの光に消されてしまったかのように、完全に姿を消してしまっていた。

『開いた?』と疑問系で言葉を発したのは、そのせいなんだろう。




『主様、主様』




「………あ、ああ。どうした、ウィルディ?」




暫く呆然としていた俺を、ウィルディが呼んだ。

狐の姿のままで、前足で俺の足をポンポン叩いている。




『さっきの光で確信が持てました。この先にあるのは、間違いなく私の姉妹です。』




「……姉妹?」




『………その件については、また後程お話しします。それよりも、今はこの先に進む事が先決です』




「……リィナ、先へ進もう」




「う、うん」




ウィルディの言う通りだ。今はとにかく、目の前の問題から取りかかる方がいいだろう。

……若干、ウィルディの言葉に焦りが混じっていたのが気になるが。


リィナの手を引き、扉の先に足を踏み入れた。







































































「………これは」




暫く進み、辿り着いた場所……さっきの通路よりも広い空間。どうやら、ここが最深部の様だ。

いや、今大事なのはそこじゃない。それよりも、もっと目を引く物がある。


まるで、その空間だけ何かの神殿になっているかの様な、幾つかある柱。そこらの地面に埋まっている、蒼く発行する鉱石。そしてーーーーーー




「これ………棺桶?」




見覚えのある棺桶、だろうか。一つ、全く違う点が見られるが。




『……主様、これは…………』




ウィルディが不安そうに俺を見つめている。恐らく、ウィルディも考えていたんだろう。この事態を。




「棺桶、が………開いてる?」




リィナがそう呟いた。棺桶はーーーーーー開けられていた。これが意味するのは…………




「……既に持ち去られていた、ということか」




俺のため息混じりの声が、広い空間に反響した。





感想、評価等ございましたら、よろしくお願いします。m(__)m

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