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だから、あたしは強いのよ

バ「アエリアと朔来志輝が接触した、河水樹白里という六人目……やはり、敵対してきましたか」

ア「やはり、とは?」

バ「恐らく彼女は、実行委員会でも上層の人間が送り込んだ参加者でしょう。“絶対”を奪われたという非常事態ではありますが、だからといって上層は「戦い」を中断させることを快く思わなかったんでしょう」

ア「そんな……“絶対”が奪われて困っているのは実行委員会も同じでしょうに、何故「戦い」を押し進めようとするのですか?」

バ「“その時”まで、時間があまり残っていないからでしょう」

ア「“その時”……?」

バ「その為にエリクシルが動いているはずなのですが、最近の彼女はどうも怪しい……ファミリアに忠告されてしまう程に」

ア「エリクシルさんは、普段何をしているのですか?」

バ「……それが把握できていれば、こんな心労をしないで済むでしょうね」

ア「最近は志輝くんもどこか様子が変な気がしますし……心配です」


バ「何か、嫌な予感がします」

時雨が、レオが、死んだ。

新たな敵、河水樹白里が参加者として現れた。

六人いる参加者が、今は四人。

裏切りの実行委員から“絶対”を取り戻す為に戦うのは、僕、アエリア、陽祐の三人。

得体の知れない、創造の性質を持つ能力を操る河水樹は……あれから度々姿を見せるものの、攻撃をせず帰っていった。エリクシルに用があるだけと言うが、敵状視察の可能性が高い。

問題のエリクシルは、あの夜を最後にしばらく見なくなった。敵方との繋がりがばれ、姿を眩ましたのかと疑ってしまう。

「ひゃははは、大人しくしてろ参加者!!」

あの夜から数日。日々次々と襲い掛かる実行委員を退けつつ、僕の左目に宿る未来眼に、新たな異変が起こった。

「ふん……大人しくするのはお前だ」

「あんだと?」

未来眼の発動を意識するだけで、能力が発動できるようになったのだ。

今まで最初の発動のトリガーとなっていた、黒いコンタクトを外す必要がなくなったのだ。手を翳す手間も掛からないのだが、癖がついてしまっていて、ついやってしまう。

「なっ、き、消え……」

また、今まで以上に、身体能力が大幅に強化されるようになった。

足の速さ、拳の強さ、行動し続ける体力、全てが格段に上昇する。

「がはっ!?」

「……大人しくしている暇がなかったな」

僕は拳を引き、首を強打され気絶し崩れ落ちる実行委員に囁いた。

力を使う度、強くなっていく。

未来眼を開く度、その世界が変わっていく。

非力だった僕を、未来眼このめが強くしてくれる。

あの日、目の前で食い殺された時雨……あの光景が蘇る度、自分の無力さを痛感させられる。

僕がもっと強ければ、時雨は死なずに済んだはずだ。

治りはしたものの、アエリアの腕も食われた。それだって、生きた時雨と強い僕がいれば回避できた事態だ。

力が欲しい。いつだったか、そう思った事がある。

その思いはここに来て、僕の願いの一つとなっていた。

“絶対”を取り戻す為に、無意味な死や犠牲をなくす為に、力が欲しい。

時雨のような静かな力でも、レオのような荒々しい力でも、何でもいい。

強くなりたい。強くならなければならない。

気絶した実行委員を片腕で拾い上げ背負うと、隔離空間の中を一人歩く。こいつをどこか目立たないところに捨ててやる。

ビルの狭間のゴミ捨て場に実行委員を放る。酷い扱いだとは思わない。向こうから仕掛けてきて、人によっては殺すつもりでかかってくる実行委員だ。生かしてるだけ感謝されるべきだろう。

ドサッと重い音が、ビルの狭間に響く。

すると、実行委員の所持品か……小さく黒い、水晶のような鉱石が僕の足下に転がってきた。

気になって、手にとってみる。すると水晶は触れた僕に反応するように、途端に緑色の光を自ら放った。

光はまるで呼吸をしているかのように、淡く明暗を繰り返している。

……頂戴しておくか。

水晶をポケットにしまい、隔離空間を解除すると未来眼を閉じる。

新たな未来眼の力か、身体強化後の疲労感も以前より抑えられている。僕は実行委員に目を向ける事なく、帰路へ着こうと歩きだした。



「シキ、話がある」

帰って早々、レジストが鋭い目付きで僕を呼ぶ。

レジストの部屋に通されると、いきなり僕の左頬に手を伸ばしてきた。

「何のつもりだ」

払おうとレジストの右手首を掴むが、手はがっしりと頬を掴み、その親指が僕の左目のコンタクトを無理矢理外した。

「あんた……最近おかしいじゃないか。実行委員が襲撃する度、普段後ろで指示してたあんたが、わざわざ前線に出て戦うなんて」

「それがどうした。現に撃退できているし大きな被害も無い、問題視する点がまるで無い」

睨む視線を睨み返す。しばらく睨み合っていると、レジストが折れた。手を離し、ため息をわざとらしくつく。

「……今日もまた、戦ってきたんだろ?」

「だから?」

「傷、手当てしてやるからじっとしてな」

さっきの戦闘なのか、知らない内に腕などに数ヶ所の切り傷があった。血も滲んでいるくらいなのに、何故気付かなかったのだろうか。

「必要ない」

僕は腕の傷を隠し、部屋から立ち去ろうとするが……レジストは素早く僕の肩を掴み、動きを止めた。

「今のあんた、レオにそっくりだよ……自分の身体よりも、戦いや力を求め続ける。ただの飢えた獣みたいだ」

飢えた獣?面白い喩えだな。

僕は常に冷静だ。理性の向くまま行動する獣とは違う。

「離せ」

「……一丁前な口をたたくな、坊主が」

瞬間、左目が熱くなると共に身体中が軽くなる。

無駄打ちになってしまうが、今日二回目の未来眼を発動した。

今までの僕では出せなかった強い力で、無理矢理レジストの腕を振り払う。

「馬鹿野郎……っ!!」

レジストの声も聞かず、部屋を飛び出した。

くそ、苛々する。

僕が何をしようと、僕の勝手だ。



「いやー本当にありがと!行き倒れたあたしに水と、まさかの大好物、レバ刺しを恵んでくれるなんてっ」

「お礼は俺じゃなくてケアに言ってやってくれ。俺は何にもしてないさ」

「んじゃ、陽祐くんにケア、二人共ありがとっ!あんた達はあたしの命の恩人だよぉ……」

「い、いえいえ。お気になさらず……」

太刀川に沿って長く続く、商店街の人混みの中。

陽祐とケアは二人で買い物をしている途中で、道の隅でうつ伏せになって倒れていた少女を見つけた。

アルビノ、と言えばいいのだろうか。肌や髪が白く、瞳が紅い不思議な雰囲気を持つ少女だ。麦わら帽子を深く被り、この時期にはまだ寒そうな薄めの白いセーラー服を着ている。

あまりに目に付いてしまったので、介抱しようという事に決めたのだ。

夕飯のおかずにと買っていたレバ刺しの一本と水を与えると、少女は途端に元気になり、今に至る。

「なになに、二人ってもしかしてカップルなの?すっごく仲良さそうだけど」

「えっ!?」

陽祐とケアの顔を見比べて少女が問うと、途端にケアの顔が真っ赤になる。

「いや、そんな関係じゃないよ、俺達。なあ、ケア」

「え……あ、う、うん。そう、だよね」

乾いた笑いで否定する陽祐の様子に、ケアは段々と落ち込んでいった。

「ほえ〜、そーなんだ。世の中って不思議だなあっと!」

二人の様子を見てニヤニヤと怪しげな笑みを浮かべる少女は、何の前触れもなくいきなり麦わら帽子を宙に放った。

瞬間、彼らを取り巻く世界が紫色に染まる。

「なっ!?」

「恋仲じゃないなら、どっちかが死んでも問題ないよね?」

深紅の瞳が邪悪に嘲笑う。

放られた麦わら帽子は緑色の光に包まれ、空中で巨大なバズーカへと変化する。

隔離空間によって他の人間は消えている。銃口が狙うのは、陽祐とケアしかいない。

「ケアーっ!!」

「逝ってらっしゃい、天国まで」

片腕だけ紅蓮拳を発動させ、炎の噴出を使ってケアを抱えつつ着弾点から離れようとする陽祐。

「貴様、実行委員か!?」

「よそ見してる場合?」

突然の襲撃に動揺を隠せない陽祐に、愉しそうな声で少女は忠告する。

「よ、陽祐くん、後ろっ!!」

陽祐の腕に抱えられるケアが警告するが、遅かった。

最初の一撃は回避したが着弾しておらず、陽祐の背面へと狙いを変えていたのだ。

「くそっ!!」

陽祐はケアを放り投げて遠くに避難させると、背後に振り返り弾を真っ向から見据える。

「弾けちゃえっ」

「うおおおおおおお!!!!」

轟く陽祐の咆哮が、弾の爆発音と爆風に掻き消された。

黒煙が立ち込める……その中から、二メートルを超える背丈の爆炎の魔神が現れた。陽祐の動きに連動する炎、火之迦具土だ。

両腕を交差し、陽祐は爆撃から身を護っていた。

「うは、いかつい顔……いかにも鬼の形相って感じ」

「よくも不意討ちしてくれたな!」

「不意討ちなんて、戦闘じゃよくあることじゃない。気にしちゃダメだよ」

「ふざけるなぁっ!!」

炎の拳が強く握られる。少女と砲台に向かって、両腕を強く伸ばした。

拳の片方は砲台を消し炭に変え、もう片方は少女を捕らえ

「ざーんねん♪」

る前に、虚空から現れ落ちてきた新たな砲台に遮られてしまった。

魔神の右腕が分断され、切り離された腕は炎となり消滅する。

「あれはデザイン能力?まさかあの娘……」

ケアが少女の能力に気付くと、少女の口にまた笑みがこぼれる。

「君達にはまだ自己紹介してなかったよね。あたし河水樹白里、最後にして最強の能力者だよ」

少女……白里が右手を素早く空に伸ばすと、空中に三角形の頂点に位置するように設置されたバズーカが現れる。

「なっ、どこから!?」

銃口はそれぞれ、正面に立つ陽祐と炎の魔神に狙いを定めている。

「着火!!」

伸ばした右手の指を強く鳴らすと、一斉に弾が発射された。

「く……抑えてみせる!!」

対する陽祐の炎が強まり、轟轟と唸る音が魔神の咆哮のように錯覚させられる。

陽祐の動きに連動する魔神の巨大な両手が前方に伸び、掌底を合わせ爆炎の楯とする。

炎に触れた弾が爆発するが、炎は消えない。三発の弾を、全て防ぎ切った。

「へー、やるじゃない」

「俺は護ってみせる。ケアを、仲間達を、俺の大切なモノ全てを、絶対に!」

魔神の姿を模していた炎が崩れ、陽祐の両腕に集まって凝縮していく。より濃密になって腕を取り巻く炎は、蛇がとぐろを巻くようにうねる。

「カッコいいじゃん。でも、君の活躍も今日で最後だよっ」

指が鳴ると新たにバズーカが現れるが、それらは白里を中心に取り囲みながらも銃口は外に向き、明確な標的がない。

辺り一帯を無差別に爆撃しようとしている。

その銃口の一つは、ケアを捉えていた。

「自分も仲間も周りもピンチ。それでも君は、全てを護りぬく事ができるかな?」

「護ってやるさ、この身に代えても!!」

両腕でとぐろを巻く炎が、陽祐の身体を包んだ。

同時に、白里の指が鳴る。白里を中心に全方向に、バズーカが一斉射撃を行う。

車や街灯、ひしめき合う商店街の店などが次々と爆発に巻き込まれていく。

隔離空間に無関係な人間を排除する性質がなければ、数多の人間はこの爆発に巻き込まれ、空間解除と共に命を落としていただろう。

爆発の連続の中、濃密な炎の塊を纏う陽祐は、ケアを護る為の炎の防護壁を作り出し、爆発や爆風から護った。

「防御に特化した俺の炎……天忍穂耳アメノオシホミミ!!」

攻撃を防ぎ切った炎が風に凪ぐように消えると、再び陽祐の両腕に炎が灯る。

集中砲火だったら防ぎきれなかったかもしれない、だが白里は周囲一帯を焼き払った。その意図が分からないから、陽祐は注視を怠らない。

じっと睨み付けていると……

「「いつまでそっち見てるの?」」

「っ!?」

陽祐の前後から、同時に声が聞こえた。

後ろから手刀を繰り出すが、陽祐は振り向きつつ炎を纏う腕で防御した。

攻撃してきたのは、やはり白里。では、さっきまで陽祐が見ていた白里は?

手刀を受け止めつつ後ろを確認すると、陽祐が見ていた白里は笑顔を湛えたまま、緑色の光となって消滅した。

緑色の光で作った分身……?

「あたしが二人いてびっくりした?種明かししたげよっか」

抑えられている腕が炎で焼き爛れていくというのに、白里は澄ました顔で陽祐に声を掛ける。

人間の肉が焼ける気味の悪い煙や臭い、音が陽祐の精神を襲う。

「さっきのあれは、あたしの能力「創造心クリエイティング・ハート」が創り出した分身。この能力で創ったモノは、あたしの意思一つで思うままに動かせる」

ぐっと力が込められたと思えば、黒ずんだ骨だけの右腕で陽祐を弾き飛ばした。

紅蓮拳で腕力自体も強化されているはずの、陽祐の防御を振り切って。

「かっ……」

焼け野原となった商店街をゴロゴロと転がってしまう陽祐。さっきの一斉射撃のせいで辺りに飛び散っていた瓦礫やガラスの破片が、その上を転がっていく陽祐を傷付けていく。

「ついでに、こっちは回帰骸。あたしの命が続く限り、何度だって肉体の傷を治しちゃう」

全身に切り傷や擦り傷を負った陽祐が目にしたのは、黒く焼き焦げた白里の右腕が、グロテスクな音を立てて“復元されていく”様子だった。

「能力が、二つ……?」

呆然と戦いを見ていることしかできないケアが、幽霊でも見ているかのように青ざめた顔で白里を見る。

「三つだよ。バズーカだけは、あたしの射吼血を使って創ってる。創造心で創ったモノは、攻撃には適さないようになっちゃってるから」

自嘲気味に、白里は言う。深い哀しみを秘めた瞳を紫色の空に向けるが……すぐに、さっきまでの笑みを顔に張りつける。

「何故、三つの能力を……担当は誰だ?」

おぼつかない足で立ち上がり、一歩一歩近付いてきながら陽祐は問う。

「あたしの担当はガードって言うんだけど……あたしが殺しちゃった」

「そ、そんな……っ」

ガードを知っているのか、ケアはその場に崩れて泣いてしまう。

「自分の担当を、殺した……?」

「そうしなきゃならなかったから仕方ないよ。それに、今は代わりの実行委員が担当に付いてるし」

呆気にとられる陽祐に追い討ちを掛けるように、より邪悪な笑みを浮かべる白里。

その背中に、さっきまではなかった、別の人間の気配を感じた。

「ガードがくれた回帰骸、実行委員が無理矢理与えた射吼血、そして……」

その人間が、白里の陰から現れ、陽祐とケアにその姿を見せる。

「嘘……そんな、こと……っ」

「お前……何故、そこにいるんだ……エリクシル!?」

隔離された世界に、吹くはずのない風が吹く。

その風に煽られ、なびく髪は淡いピンク色をしていて。

深緑の双眸は、ただ無感情に二人を見据える。

「創造心は、エリクシルから貰った。だから、あたしは三つの能力を持ってるの。だから、あたしは強いのよ」

連ねた言葉が一段落つき、くすっと小さく笑みを漏らす白里。

「エリクシル……お前の担当は、志輝じゃなかったのか?」

「私の担当は、朔来志輝から河水樹白里に変更された。それだけ」

「それだけって……お前はそれだけで、仲間達を……志輝を、裏切るというのか?」

「それが上からの命令だから」

淡々と、ただ与えられた答えを返すかのように、エリクシルは告げた。

「待ってください……私達クリエイターは、誰か一人に能力を与えてしまったら、もう二度と別の誰かに能力を与える事はできないはずです。でもあなたはさっき、エリクシルさんから能力を貰ったって……」

涙を拭い、ケアは白里とエリクシルを見比べて問い掛ける。

「先に志輝くんに能力を与えたエリクシルさんが、どうやって河水樹さんに能力を与えられたんですかっ?」

「……私は、朔来志輝に能力を与えていない」

一瞬……ほんの一瞬だけ、エリクシルは言葉に詰まった。

努めて、無感情に言葉を並べていく。

「私はクリエイターとして、河水樹白里に能力を与えた。朔来志輝に、能力を与えてなどいない」

告げられたのは、予想もできない真実。

今まで陽祐やケアが信じていた、志輝とエリクシルの関係が、崩れていく。

「戦い」の為に能力を授け、パートナーとして繋がっていた志輝とエリクシルが、離れてしまった。

ケアだけでなく、陽祐までもが膝を折ってしまう。

人一倍裏切られる事を恐れている志輝が、彼と浅くない関わりにあるエリクシルが裏切ったと知れば……

「白里、貴女はここで一度退いて」

「えー、何でよ?今のこいつ、レオ・マイオールの時みたいに囲んで撃っちゃえば脱落できそうなのに」

「上が呼んでいる」

「ぶーぶー、わかったよぅ」

白里は紅色の瞳を閉じ、隔離空間を解除すると創り出した麦わら帽子を深く被る。

元の世界に戻り、人の波が最初からそうだったようにそこに在る。

「今回は見逃してあげるけど、次はちゃんと殺したげるからね〜」

「ま、待て……っ!」

我に返り、人混みに消えていく二人を追おうとする陽祐だが、全身の傷の痛みに顔を歪める。

痛みに気をとられている間に、二人の姿を見失ってしまった。

「……陽祐くん、帰ろ。伝えなくちゃ、皆に」

「……ああ」

ケアは陽祐の身体を精一杯支えて、二人でさくらい孤児院へと帰路を辿る。

その中で、ケアは疑問を抱いていた。

何故、ガードは殺されたのか。

何故、エリクシルは裏切ったのか。

エリクシルが志輝に能力を与えていないと言うのなら、志輝の担当の実行委員は誰になるのか。

そもそも、志輝の持つ未来眼の能力とは何なのか。

エリクシルではないのなら、“誰が”志輝に未来眼を与えたのか。


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