表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: M



自分は飴色の目をした少女と行動を共にする。


いつからかは忘れたが、私の記憶のどこを切り取っても彼女はいる。


その澄んだ瞳を見つめているだけで心が溶けていくような…不思議な感覚に包まれる。


彼女とともに過ごした記憶はまるで幼い頃に買ってもらった屋台のりんご飴のように、光に当たってキラキラと輝いているのだがどうやら自分以外には分からないらしい。


それどころか他の人は彼女を存在しないかのように扱う。確かに自分の目の前にいるというのに。


どれだけ美しい瞳をしているか、キラキラと未来を見つめているのか、誰にも理解されない。


彼女の瞳が自分だけの記憶になるというのも寂しいものだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ