夢の残滓
怖い夢を見た
まだ陽は登っていない
夜明け前の星を見つめて
季節が確実に移ろっているのを感じる
怖い夢の残滓はまだ残っている
振り払うように
朝靄の中を散歩する
鳥たちがふいに飛び立つ
風が耳元で鳴る
ポケットではラジオが陽気な曲を流している
残滓なんかを吹き飛ばすようなそんな曲をリクエストしたくなる
心が寂しくなって
あなたの笑顔を思い出す
あなたのぬくもりを思い出す
あなたの手はあたたかくて
全てを包み込むような寛大さがあった
怖い夢を見た
その後
わたしはぬくもりを欲したのだった
寝ぼけ眼状態で綴りました。
意味不明ですが、お読みくださりありがとうございました……。