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第147話「タマゴをもらいに!」

 みなさん覚えていますか?

 村には「パチパチじいさん」がいるんです。

 今回はそんなパチパチじいさんの家にレッドとご一緒にたまごを貰いに行くんですよ。

 牛乳をご馳走になって……

 それからタマゴもいただいちゃうんですが……


「ポンちゃんポンちゃん!」

 ミコちゃんがやってきました。

 なにかな?

「ポンちゃん、タマゴをもらってきてくれないかしら?」

「タマゴ?」

「そう、タマゴ」

「冷蔵庫に入ってなかったです?」

 そうです、タマゴは冷蔵庫に入っていたはずです。

 どうしてでしょう?

「うーん、ちょっと気合を入れて、材料にもこだわってみたいのよ」

「でも、どこに?」

「パチパチじいさんのところへ」

 パチパチじいさん……73話のおじいさんですね。

 がにまたで、頭上で手をパチパチさせながら歩いて来るおじいさんですよ。

 って、わたしが思い出していると、カウベルがカラカラ鳴ってお客さん。

「ただいま~」

 いや、レッドです、帰って来ちゃったみたいです。

 ミコちゃん、そんなレッドの声を聞きながら、

「ドラ焼きを持って、行ってきてくれないかしら」

「むー!」

「レッドちゃんと一緒に、牛乳もご馳走になってくるといいわ」

「おやつも兼ねるわけですね」

 ではでは、レッドと一緒にお使いに行くとしますか。

「で、ミコちゃん」

「何? ポンちゃん」

「タマゴでなにを作るんでしょうか?」

「うーん、ナイショにしていたかったけど……」

「なにを作るんです?」

「オムライス」

 ふふ、今夜はオムライスみたいです、超楽しみですね。


「ポン姉とおさんぽ~」

「そうですよ、で、レッドさんレッドさん」

 わたし、レッドと一緒にパチパチじいさんの家に行くわけですが、

「なにですかな?」

「レッドさん、お散歩なわけですよ」

「ですね」

「普通、手をつなぎませんか?」

 レッド、さっきからわたしのしっぽを握ってるの。

 もう、ニコニコ顔で、モフモフしまくり。

「たのしいゆえ」

「手!」

「しっぽたのしいゆえ」

「手!」

 わたしが足を止めてにらむと、レッドもジッと見上げてくるの。

「こっちがいいゆえ」

「ふふふ」

 抵抗するレッド、わたしはチョップの準備です。

「しかたないゆえ」

 レッド、しぶしぶしっぽを手離してわたしの手をにぎります。

「最初からこうすればいいんですよ、まったくモウ」

「ポン姉はおこりんぼゆえ、たたくゆえ」

「そうですよ、わたしは叩くんです、だから手をつなぐのがいいと思いませんか」

「どして? なにゆえ?」

 レッド、しっぽをふりふり、答えを知りたいみたいです。

「だって、わたしの手をつないだら、どうです?」

「しっぽがいいのに~」

「レッドがわたしのしっぽをモフモフすると、わたしはチョップします」

「すぐたたきますゆえ、こわいゆえ」

「力加減してますよね、痛くないですよね」

「えー! いたいゆえ!」

「まぁ、いいでしょう、しっぽをモフモフすると、チョップされるわけですよ」

「ですです」

「なら、わたしと手をつないだら、どうでしょう?」

「つまらないゆえ」

「言いますね、そんなにわたしと手をつなぐの、嫌ですか」

「しっぽがいいゆえ」

 ほっぺを膨らまして、不満そうなレッド。

 わたしのしっぽって、そんなに楽しいですかね?

 理解不能です。

「で、わたしと手をつなぐとどうでしょう?」

「わからないゆえ!」

「よーく考えてくださいよ」

「むむむ、てをつなぐと、なにかよいことある? ある?」

 レッド、頭上に「?」マークを点灯させてシンキングタイム。

「わからないゆえ」

「ふふ、わたしはこっちの手にはバスケットでーす」

 片手にはタマゴと交換してもらうドラ焼きの入ったバスケット。

「そしてこっちの手はレッドとつないでまーす」

「ですです」

 まだ、レッドの頭上には「?」出てます。

「手をつないだら、叩かれないでいいでしょ」

「なるほどー」

「わかりましたか」

「でも、つまりませぬ」

「叩かれたいですか~」

 わたし、苦笑いで言うの。

 レッド、またほっぺをプウと膨らませて、

「しっぽがいいですな~」

「わたしのしっぽって、そんなにいいですかね?」

「さいこうな、さわりごこちゆえ」

 そうかな~

 わたしのしっぽ、普通と思うんですけどね。

 と、そこにシロちゃんが現れました。

「ちょっと、シロちゃん、シロちゃん!」

「ポンちゃんにレッドであります、どうしたでありますか?」

 レッドがニコニコ顔で、

「ポン姉とでーとゆえ」

「ほお、レッド、デートですか、よかったでありますね」

「しかしですな」

「どうしたでありますか?」

「ポン姉、いじわるゆえ」

「ほお、ポンちゃんがいじわるするでありますね」

「ゆえゆえ」

 シロちゃん、わたしを責める目です。

『ちょっとちょっと! レッドの言葉を信じるわけじゃないですよね?』

『レッドは言っているであります』

『レッド、わたしのしっぽをつかむんですよ』

『本官、前から思うであります』

『なに、シロちゃん、なに』

『しっぽくらい、いいであります』

『えー! 嫌だよ!』

『みどりは平気でありますよ』

『わたしは嫌なの!』

 って、わたし、名案浮かびました。

「レッド、レッド! しばらくシロちゃんのしっぽで我慢できたら、わたしのしっぽでOKですよ」

「!」

 レッドは「ぱぁ」っと明るい顔。

 シロちゃんはムスっとして、

「本官のしっぽで我慢とはどういう事でありますか?」

「そのまんまですよ、しっぽくらい、いいんですよね?」

「……」

 わたし、ニヤニヤしながら言うと、シロちゃんムスッとしてしっぽを向けて、

「レッド、本官のしっぽであります」

「ふふふ、シロちゃのしっぽ、フサフサゆえ」

 レッド、シロちゃんのしっぽに移りました。

 シロちゃんのしっぽでも嬉しそうですよ。

 しっぽならなんでもよくないですか?

「デートでどこに行くでありますか?」

「パチパチじいさんの家ですよ」

「あの、牛を飼っている家でありますね」

「シロちゃんよく行くの?」

「巡回で立ち寄るであります」

 わたし、ちょっと考えて……

「いつも牛乳とか、ゴチになってませんか?」

「立ち寄れば、いつも出るであります」

「たかってますよね?」

「そんな事はないであります」

「あそこの牛乳、おいしいよね」

「であります、本官お気に入りであります」

 むむ、そういえば……

「あそこの牛乳って、たしか配達人の車に載ってる事、ありますよね」

「であります」

 シロちゃんわたしを見ながら、

「配達人は学校に持って行くのを手伝っているであります」

「そうそう、それってわたしも聞いた事あるんですよ」

「それがどうかしたでありますか?」

「でもでも、学校の牛乳はいつもビンに詰まったのですよ」

「紙パックもあるであります」

「シロちゃんもわたしも、給食をゴチになる事って結構ありますよね?」

「であります」

「学校の牛乳が『あれ』の事ってない気がするんですが」

 シロちゃんも途端に考える顔です。

 で、シロちゃん、振り向いてしっぽをつかんでいるレッドに、

「レッド、学校の牛乳、いつもと違うときがあるでありますか?」

「どゆこと?」

「パチパチじいさんの牛乳が出た事、あるでありますか?」

「さて?」

 レッドの反応を見た感じでは、学校給食にパチパチじいさんの牛乳出る事ないみたい……ですね。

 でもでも、配達人は牛乳を持って行ってるはずです。

 牛乳はどこに消えちゃってるんでしょう?

「も、もしかしたら、配達人が一人占め?」

「ポンちゃん、本官も牛乳を運んでいるのを見た事あるでありますが、一人占めできる量ではないでありますよ」

 そうです、しぼった牛乳を入れる容器は大きいんです。

 牛乳はどこに消えてるんでしょうね?

 そうこうしているうちに、パチパチじいさんの家が見えてくるの。

 牛の、ケモノ臭もしてきます。

「パチパチじいちゃ!」

 レッド、シロちゃんのしっぽを放してダッシュ。

 行く先には、ガニマタ頭上パチパチでやってくるパチパチじいさんですよ。

「きゃー! パチパチじいちゃ!」

 最初あった時はこわがっていたレッドも、今は喜んで向かっていきます。

 パチパチじいさん、レッドを抱え上げて、

「捕まえた~、こわいか~」

「きゃー、すてきー」

「食べちゃうぞー」

「きゃー、たかいたかいー」

「泣かせるぞー」

「わーい」

 こわがらせようとするパチパチじいさんと、喜ぶレッド。

 先に折れるのはパチパチじいさんです。

「レッド、いらっしゃい、何かね?」

「あそびにきたゆえー!」

「ほお」

 パチパチじいさん、わたしとシロちゃんを見て、

「タヌキ娘が来るのはめずらしい、用は何かね?」

「ミコちゃんから連絡ないですか? タマゴを貰ってくるように言われてるんですけど」

 わたし、言いながら配達のバスケットを開けて見せるの。

 パチパチじいさん、ドラ焼きを見て思い出したみたいで、

「ああ、タマゴ、電話あったよ」

 パチパチじいさん、レッドを抱っこしたまま家に向かいながら、

「まぁ、お茶でも飲んでゆっくりしていくといいよ、タマゴ持ってっていいから」


 パチパチじいさんのお家でお茶……牛乳とドラ焼きをご馳走になります。

 ここの牛乳は搾りたてでおいしいの。

 レッド、牛乳で白い髭になってるのも気付かないでご満悦。

「ちょううま、ぎゅうにゅう」

「そりゃ、よかった、ここはこれくらいしかないがね」

 パチパチじいさんはドラ焼きを食べながらお茶してます。

「あのあの、パチパチじいさん」

「何かね」

「ここに目の細い配達人が来ますよね?」

「ああ、来るがね、それが?」

「牛乳、持って行きますよね」

「だね、それが?」

「配達人に売ってるんですか?」

「ああ、あれ、あれは村のみやげ物屋の……ぽ、ぽ、『ぽんた王国』に出しとるんよ」

「は? 『ぽんた王国』ですか?」

「そうだがね、豆腐屋はポンタ王国になったんだよね」

「そうですね、お豆腐屋さんはポンタ王国になったんですよ」

 わたし、シロちゃんを見ます、シロちゃんもこっちを見ながら、

「そういえば、豆腐屋にはみやげ物も置いてあるであります」

「お豆腐ばっかりじゃないけど……確かに牛乳ありますね」

 パチパチじいさん、頷きながら、

「ここまで人はほとんど来ないからね、あっちで売ってもらってるんだよ」

「でも、なんで配達人なんですか?」

「車で来るからね」

「なるほどー」

「あの兄ちゃんも、最初は役場の方に持って行くはずだよ」

「え? なんで?」

「役場には食品工場あって、牛乳を瓶詰めする機械があるんだよ」

 わたし、シロちゃん見たら、

「あるでありますね、他に『ポン太のお酒』を詰める機械もあるであります」

「あのあの、パチパチじいさん」

「何かね?」

「学校給食にも出してほしい~」

「むう、それはちょっと……ここの牛乳はおいしいかもしれんが、ちょっと強い」

「?」

「お腹を壊す子が出るかもしれないからね」

「そんなもんですか?」

「村の学校の人数分なら出せないでもないんだけどね」

 って、シロちゃんが割り込んで来るの、

「やめた方がいいであります」

「なんでですか?」

「この牛乳は、パックなんかの牛乳とは別物であります」

「ですね、だから給食で出してくれたらって思うんですよ」

「給食にこの味は、強すぎるであります」

「!」

「あの、パックの牛乳なんかのほうが、ちょうどいい筈であります」

「それはあるかも……」

 パチパチじいさんも、

「温泉にも卸してって思ったが、温泉の牛乳も普通に売ってるのがいいだろう」

「ああ、温泉の牛乳……ちょっとあるかも」

 パチパチじいさん、ドラ焼きを口に運びながら言うの。

「ここの牛乳は、『たまに』飲むからいいんかもね」

 パチパチじいさんんが言うと、レッドがしっぽを振り振りして、

「ねぇねぇ! うしみたし!」

「牛、見てきたらいいがね」

「行っていいゆえ?」

「後ろに回ったら蹴られるよ」

「うしろにはまわらないゆえ~」

 レッド、行っちゃいました。

 わたし達も一緒に行くとしますよ。

 レッド、落ち着きないから、牛に食べられちゃうかも知れませんしね。

 って、牛、大きいです。

 きっとクマより大きいですよ。

「ねぇねぇ、じいちゃ!」

「あん?」

「うしさんのなまえはなにゆえ?」

「牛の名前は『花子』だよ」

「はなこー!」

 レッドが名前を呼ぶと、花子はレッドをなめまくりです。

 ああ、もう、ベロベロですよ。

 帰る時にちょっと洗わせてもらいましょう。

「レッド、あんまり近付いたら食べられちゃいますよ」

「うわーん、なぜなに~」

「レッド赤いでしょ、赤いと牛は興奮するんですよ」

「もうなめられてるゆえ~」

「食べられちゃいますよ~」

「うわ~ん」

「うわ~ん」って割りにはうれしそうにしていませんか?

「ねぇねぇ、レッド、なんだか喜んでない?」

「なめられまくってるゆえ~」

「それ、なんだかさっきから楽しそうだけど……」

「いや~ん」

 もう、嫌なら逃げればいいのに。

 わたし、レッドを抱き寄せるの。

 これで花子のなめなめ攻撃終了です。

「べとべとゆえ」

「後で洗えばいいですよ、どうです、わたしの気持ち、わかりましたか?」

「は? なにゆえ?」

「わたし、いつもレッドにキスされまくり」

「えんりょせずとも~」

 わたし、レッドを「ひょい」と花子の方へ。

 レッドまた舐められまくりなの。

「うわーん」

「わたしの気持ち、わかりましたか?」

「てれなくてもいいゆえ」

 わたし、レッドをさらに花子の方へ、

「花子、レッド食べちゃっていいですよ、ガブッとやっちゃってください」

 言うと花子、レッドの髪をモシャモシャし始めました。

「うわ~ん、くわれるゆえ~」

「食われませんよ、牛は草しか食べないんです~」

 って、シロちゃんがわたしをつつきます。

「ポンちゃんポンちゃん」

「なに? シロちゃん?」

「今日は何をしに来たでありますか」

「おやつをご馳走に……」

「タマゴでありますよ」

 でした、タマゴをもらいに来たんでしたよ。


 レッドの頭を簡単に洗って、タオルでゴシゴシ拭いているところです。

「しぬかとおもったゆえ」

「ふふ、わたしの気持ち、わかりましたか?」

「キスではないゆえ」

「似たようなもんですよ」

 さーて、拭き上がりました、さっきまでベロベロだったのが元通りです。

「ポン姉のきもちは……さっきのきもち?」

「そーですよ、レッド、ペロペロされてどうでしたか?」

「チュウ」

「むー!」

 って、言っているそばからキスしてきました。

「あの、レッドさん、わたしの言ってるの、わかりました?」

「ポン姉はキッスがおすき」

「お好きじゃないですよ、嫌ですよ」

「ペロペロされるのすきゆえ」

「『うわ~ん』とか言ってましたよね」

「いやよいやよもすきのうちゆえ」

 この仔キツネは何を言ってもゆるぎませんね、まったくモウ。

「ほら、レッド、今日のお仕事ですよ」

「おしごと?」

 わたし、パチパチじいさんを見るの、

「タマゴは朝に一度採ったんじゃよ」

「え? 残ってるんです?」

「ああ、いつもちょっとは残ってるよ、小屋を見てみな」

 小屋……金網の内側には……タマゴありますよ。

「朝イチに産んだ分は採っちゃったが、残っているのは遅く産んだ分」

「そうなんですか~」

「普段は自分で食べたりしてるんじゃが、今日残ってるのは全部持っていっていいよ」

 小屋には……地面にはぱっと見5個は転がっています。

 藁の中をよく探したら、もっと出てきそうな気がしますね。

「え? パチパチじいさん、いつもそんなにタマゴ食べてるんです?」

「うーん、残りものを集めて、ラーメン屋やそば屋でご馳走になってるよ」

「なるほど~」

 わたし、レッドを小屋の中に入れると、

「ほら、レッド、タマゴをゲットしてきてくださーい」

「らじゃー」

 レッド、バスケットを手にタマゴを採りに行きますよ。

 早速タマゴを発見、近付きますが……

「コケ!」

 ニワトリに見つかったみたいです。

 タマゴを挟んでレッドとニワトリがにらみ合い。

「!」

 わたしとシロちゃん、見守っていたけど、面白い事になってきました。

 ニワトリが集って来て、レッドと対峙してますよ。

 レッドは一人で、ニワトリは10羽いますね。

 最初はしっぽを振りふりしていたレッドも、そのしっぽがショボンとしてしまうの。

 ああ、タマゴを採るどころか、小屋の隅に追い込まれる始末。

「コケ! コケ!」

「うわーん!」

 レッド弱々です。

 わたし、小屋に入ってニワトリを追い払うと、レッドわんわん泣きながら抱きついてくるの。

「うわーん!」

「キツネがニワトリに負けてどーすんですか」

「たくさんいたゆえ」

「レッド弱いですよ、弱々」

「ポン姉がたすけてくれるからいいゆえ~」

 わたし、レッドをおんぶして、タマゴを回収。

 ニワトリが「コケコケ」言ってもへっちゃらなの。

 わたしがにらむと、ニワトリは逃げていきます。

 ふふ、わたしだって一応はタヌキなんですからね。

 ニワトリなんか敵じゃないんですよ。

「ポンちゃん強いであります」

「シロちゃん、わたし、一応タヌキで、今は人間だもん」

「にらんだだけで、ニワトリ逃げていたであります」

 レッド、わたしの首にしがみついて、

「ポン姉、つよいゆえ~」

 なんでみんな、わたしの事を「強い強い」言いますかね。

 ニワトリ追い払ったくらいで、どうしてそんな風に言うのかな!


「配達に行って欲しいんだけど」

「老人ホーム? 学校? ラーメン屋さん?」

「工事現場」

「おお! 工事現場! 久しぶりですね」

「でしょ、ドラ焼きを持っていってね」


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