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まどろむ夢の中で 幼かった私が泣いている
孤独に震えながら たった一人で
私は私の傍に歩み寄って その傍らに膝をついた
そこは閉ざされた遥か彼方の時の先
通り過ぎて行ってしまった過去
「言葉なんて通じないことぐらい分かっていた」
「だけど、それでも伝えたかったの」
絶望しないで、
諦めないで、
心を閉ざさないで、
負けないで、
貴方の見ている世界は
広い世界のたった一部なのだから
そんな世界を 全てだと思わないで
貴方は独りだった
けれどずっと独りきりだとは限らない
――私は優しく語りかけて
――そしてそっと、小さなその手をとった




