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銀色の狼

 俺は小さいときから黒髪紅眼というこの不吉な容姿のせいで家族や使用人でさえ必要最低限の接触しかなかった。もう俺は、侮蔑や蔑んだ目で見られることに慣れてしまった。

 明日もまたそんな日がやってくる。






 明日は俺と双子の兄の7歳の誕生日だ。このソーヴェルトという世界は7歳になると「使い魔召喚」の儀式を受ける。そう、どんな子どもでも。どうやら俺はやっぱりその儀式を受けさせてもらえないらしい。


 ……受けさせてもらえないのなら、自分で召喚すればいい。


 受けさせてもらえないのは薄々気がついていた。だからこそ、父の書斎や屋敷の中にある図書室に忍び込んで本を漁ったのだ。まぁ召喚陣がのっている本を見つけられたのもそうだが、それ以外の知識も手に入れられて大収穫だ。公爵様のご子息じゃあ世間知らずもいいとこだろうしな。



 俺は旅支度をして床に魔方陣を描いた後に自分がちょうど7歳になる時間を待った。


 3…2…1…0。俺は7歳になった。と同時に魔力を流すと魔方陣が黒々と光始めた。その光はどんどん輝きを増していく。ひときわ強く輝いた後、魔方陣の上にはーーーーー


 深い青色をした眼の、大きな銀狼が悠然と立っていた。

主人公たちの名前はあと少しで出てきます!

少々お待ちください!

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