表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

プロローグ2

 異世界転生と言えば魔法!

 ということ訳でまずは魔法を使ってみることにした。

 

 魔力を感じるにはみぞおちの辺りを探るといいんだっけ?……ん?これか?じゃあ次はこれが血液のように体全体をめぐるような感じで…。

 そんなことを1時間ほど続けていて俺は思い出した。

 ここが猛吹雪の中だったことに。



 どこか休めそうな場所がないかとふらついていると、あった!ほどよい大きさの洞窟発見。

 それにしても、腹は減らないし喉も乾かないしこの新しい体は便利だな。


 洞窟に入っても魔法の練習は続けた。なんとなく火が燃えている様子を強くイメージする。

 

 …マジか。

 火が、燃えている。


 こんな簡単にできるもんなのかよ。とりあえず火の属性はありそうだ。


 まぁ、なんだ。その、あれだ。


 あんまりにも簡単に魔法が使えたもんで楽しくなってしまったんです。調子にのっていろいろ試してみました。自分で自分が怖くなった。

 

 だって強くイメージしたら全部できちゃったんだもん!!…もん!とか俺相当ヤバイな…。でも、全属性って怖くない?


 他にも空中走れないかなぁ~って考えたら、普通に空中を走れるようになったし。それに、獣の手って使い勝手悪いから人間になれないかなぁ~って考えたら、人化するし。ちなみに人化したら銀髪青眼の美形な獣人だった。


 そんで次の日はあの銀世界に他の生物がいないか

散策した。そうしたら、白い熊っぽいやつが襲ってきたんで返り討ちにした。 

 

 …俺の体マジでどうなってんだろ?だってあの熊3メートルくらい高さがあったぜ?そいつを一噛みだぜ?俺には未知の領域だ。







 そんな感じでこの世界に転生してからそろそろ半年ぐらいたった気がする。

 この半年、特になにもなかったな。

 強いて言うならばかデカイ白いドラゴンと喧嘩したことくらいか?ちなみに俺が勝ったぞ。

 縄張りがメチャクチャ広くなった。


 そろそろ俺も人恋しくなってきた。


 そう思ったとたん、俺の足下に黒い魔方陣が現れた。特に殺気やら悪意やらは感じられなかったからそのまま様子を見ていたが、なんとこの魔方陣。

 

 転移の魔方陣だったのだ。


 魔方陣に吸い込まれつつ俺は楽しいことが起きる

予感に胸を弾ませていた。

 次回は主人公以外の視点です。そろそろ物語が動き始めます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ