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俺がいただいた能力は幸運でした。  作者: 家に蟻が発生した人(ガチ)
2/2

2話 俺が入ろうとした部活は活動方針が意味不明でした

すいません

ノリが10割です

では

俺の母さんの方が能力持ちで、父さんの方はいたって普通の一般人。

能力にもちゃんと名前が付いていて、それは「命名師」という人につけてもらう。

例えば俺は『幸運の王』(キングオブフォーチュン)という能力。

母さんは俺とは真逆の不幸を操る能力。

通称『不運の支配者』(バッドマスター)とか。

ちなみに俺に兄妹はおらず、家は3人家族である。

弟くらい欲しかったがな。

 * * *

日本の人口の約半分が能力者というだけあってクラス毎の能力者の数もだいたい半分。

体育祭とかの関係であろう。

まあ俺がいたら勝利は当然だが、俺が最下位になりたいと願ったらそうなる。

気まぐれに任せてくれ。

 * * *

俺にもきちんと友達くらいはできて、

それがコイツ。櫻井だ。

メガネは嫌いらしくコンタクトをしている。

ちなみに能力者。

能力名は『電動者』(サンダーマン)。

つまり電気を操る系。

半径10mまでならいけるらしい。

停電の時はコイツんとこ行こう。

助けてくれそうだ。

「よお、ヤキイモ」

ちなみにヤキイモってのは俺のあだ名だ。

この前季節外れもいいことにスーパーに売ってる焼き芋を食ってるとこを目撃されたのだ。

それが由来である。

幸運でなんとかできねぇのかって?

できるならやってるよ。

でも幸運ってのは人に影響を与えるように見えて与えてないのさ。

そいつぁ俺がよく知ってる。

「よお櫻井」

「どうしたんだ陰気くさい顔して。 

 カラスが生ごみ食い荒らしてるとこでも目撃したか」

「んなもん俺の能力で見ないようにできる」

「じゃどうした?」

「さーね」

こんな会話しかしねぇから友達ができないって言われることもしばしば。

てか、コイツと俺って、親戚なんじゃね。

そうなんだろうけど。

 * * *

この学校には超能力研究部というのがあるらしく、行ってみることにした。

with 櫻井。

ガラガラ――――

「いらっしゃいませ―――

 ようこそ超能力研究部略して゛psc゛へ!」

元気はつらつオロ〇ミン□みたいなメガネ女子が出てきた。

髪は黒髪ロングストレート。

エライ美人なのにメガネのせいで可愛さ半減。

プロポーションはそこそこ。

・・・・・・・・・はっ

いかんいかん。どこ見てんだ俺は。

まるで変態じゃないか。

「あの…すいません。

 仮入部で来たんですが…」

勇者櫻井現る。

「あっはい。

 それでしたらこちらへ」

そういって俺たちを部屋に通してくれた。

中は書院造の和室。

真ん中にちゃぶ台で畳敷きというまさに昭和のコメディとか、サザ〇さんとかみたいな。

学校の中によくこんなん造ったなぁと思うね。

そこには男子生徒と女子生徒が座っていた。

「はい皆注目――。

 こちらは仮入部に来てくれたヤキイモ君と櫻井君です!」

ん?自己紹介なんかしたっけ?

「あ、申し遅れました。

 私、超能力研究部部長で2年の白川といいます。

 あっちの不良っぽいのが臼井君で、あそこの清楚な感じの方が青柳ちゃんだよ。」

「だれが不良だぼけぇ!」

「よろしくお願いしますね」

能力者ってのはとても個性が強いという傾向がある。

特にその人の能力による。

「さっき君たちの名前がわかったのは、私の能力『心の朗読者』(マインドハッカー)を

 使ったからですね。

 これは一時的に誰かの思考に入る能力なのですが、ヤキイモ君の名前だけがわからなくてね。

 相当すごい鍵がしてあったんだ。

 とても興味深いねぇ」

確かに俺は秘密主義だ。 

でも心を閉ざすほどでもない。

そういやどっかの絶〇先生で、

「ショックで一週間人としゃべらなかったら、声が出なくなった」

って言ってたなぁ。

そんなとこだろうと思うね。

「すいません。

 まだ聞いてなかったのですが、この部活はいったい何をする部活なのでしょうか?」

まあ超能力研究部といわれても、何が何だかわっかんねぇよな。

「では説明しましょう。

 この部活の活動目的は…」

ゴクリ…

「青柳ちゃんの能力を解明することです!」


どうでした?

毎度毎度キャラの名前考えるのがめんどっちいです

ではまた次回~

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