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ぼくの詩集~ザ・ベリー・ベスト・オブ・ぼく~

ネバネバした愛

作者: 桜井あんじ

彼女の愛は ネバネバしている

気持ちよく ぼくを 気もち悪いところに引きずり込む


彼女の愛はいつも 彼女自身の強い強いエゴとごちゃ混ぜになり

ひとつのカオスの球体を形成している

それぞれを別に評することは 不可能だ


強い強い愛は 一種の精神疾患だ

彼女は きっと病気なのだ


彼女は言う

「あなたのためを思って」

(感謝してよね)

「普通はそうでしょ」

(私がそうしてほしいの)

「あなたが好きだから」

(ギブミー愛情!もっと愛情!足りないよ!もっと返してよ!)

「あなたってすごい」

(褒めてあげる私っていい人でしょ?ねえそうでしょ?だから愛してよ)

「なんでも話してほしいの」

(聞いてあげるんだから私のうんざりする話も聞いて)

「お互いに助け合って」

(私の重荷を半分背負ってよ)


彼女の愛は なんだか ネバネバしている

ぼくに 中毒を起こさせることを 目的にする

そしてぼくは時々 首を傾げる

果たしてこれは 愛なのだろうか


そんなぼくの愛は グルグルしている

おんなじところを いつまでも ぐるぐる ぐるぐる ぐるぐる

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― 新着の感想 ―
[良い点] 具体的なモノの描写がない、が、ここまで、なにをいわんとしているのか、うまく伝えている。その点を評価です。 [気になる点] 際立ってなしは、なし [一言] とても引き込まれる話しだけに、更に…
[一言] なぜだろ…元カノさん思い出しました^^;
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