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帰る理由がないし、どこに居ても変わらないからね

作者: clock☆

チャット風に書いているので、読みにくいかもしれません。






『帰る理由がないし、どこに居ても変わらないからね』






華香:あーちゃん、お暇なら応答せよっ!

秋: はいはい、今日はどうしたの

華香:前髪切って失敗しちゃった。どうしたらいい?

秋: ……いい加減美容院行こう? 不器用さん

華香:うっ

秋: もう私傍に居ないんだから、整えてあげられないよ

華香:なんで県外の大学行っちゃったの?

秋: 県内に行きたいところなかったし、外に出るのも経験かなと思って

華香:ふんふん

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華香:近所にケーキ屋さんできたんだよ! そこのねチョコケーキ食べてるのー

秋: チョコケーキ! 私の大好物を~。はぁ、食べたくなってきた……

華香:今度こっち帰ってきたら案内してあげるね

秋: ありがと

華香:そういえば、今どこに居るの?

秋: 大学

華香:え?! なんで? 今日土曜日だよ?

秋: だって居心地いいから

華香:信じられないなぁ、休みの日にわざわざ行くなんて。でも、あーちゃんもう暗いし帰ったら?

秋: 帰る理由がないし、どこに居ても変わらないからね

華香:じゃ、今度ケーキ奢るから帰ろ? とっても心配だよ

秋: 奢り?! やった! すぐ帰る!


 奢りにつられた私はさっきまで重かった腰を上げた。でも、ふとさっき自分が書いた言葉が頭を過ぎる。どこに居ても変わらないかぁ。そういえば一人暮らしを始めてから、テレビやラジオといった音が出るものを、つけたままにしていることが多い。きっと静かなあの部屋に耐えられなかったからかな。いつも騒がしかった我が家、そして今から帰るアパートに温かな雰囲気も家族の笑顔もない。


 幼なじみと会話している間に何気なく出た言葉にあった本心。


 そして自分の部屋を想像して、知らず知らずの内に目に涙が溜まっていく。私の大切なものはあそこには一つもない。諦めたようにため息を吐き、寂しさに満たされたまま私は暗い部屋を目指した。





暫く書いていないから、自覚できるほど退化してる……。

数日間は文章が変わっていきます。

もう少しだけ書き方足掻こうかと。

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