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お風呂から上がったら携帯が光ってたからメールだ、と思い開けてみたら又、武藤君からだった。
From:武藤
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何時間寝てんの。
今からどうすんの?
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うーんと考えた挙句、欲しい漫画の本があるため、
本屋に行きます。
と、メールを返した。
その後冷蔵庫を開けたけど何も無かったのでついでに外で何か食べようと思い、髪も乾かないうちにジーパンとシャツとベストを着た。
テレビや家の電気を消して財布と携帯を持ち音楽のイヤホンをつけ玄関を出ようとした時に又メールが入ってきた。
どこの本屋?
?…どこでもいいじゃーん…等と思いながら律儀にメールを返してしまった自分が少し嫌になった。
駅前の本屋です。と。
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オーディオプレイヤーの音量を15と結構大きいボリュームにして駅方向に10分近く向かっていたら目的の本屋が見えてきた。
本屋に入ろうとしたらいきなり腕を掴まれた。
びっくりして振り向いたら武藤君だった。
「何度呼んでもきづかねーんだモンな」
振り向いたと同時にイヤホンが耳から外れてしまっていた。
「涼華が驚いてるじゃない、いい加減離してあげたら?」
言葉の先には真津留 葛葉、昨日始業式に来なかった親友がいた。
そしてその後ろには薺と赤里君もいた。
…なんで、みんないるのさ。ここに…。
驚きのあまりもう、声も出やしなかった。