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好き・苦手  作者: な吉
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空は快晴。


3日学校に行かなかっただけで随分と行ってない気がする。




昨日一日新しい眼鏡を掛けてすごしたお陰で違和感は無くなった。



少し早めに起きて朝食を取り制服に着替える。



学校に行く準備と言っても顔を洗って着替えるだけ。

化粧なんかしない私は用意は早い。



テレビを消し、部屋の明かりを消す。

朝食の片付けをして、飲み残したコーヒーを流し込んでカップを流しへ置きに行く。



時計を見たらいつも学校へ行く時間より20分も早い。


いつも遅刻をしないように早めに出かけるから今日はすごく早い。


そんなことを思いながらも二度寝をしたらいけないと思い靴を履いて玄関を出た。






通学はバスなのでのんびりとバスを持つ。


いつもより早い時間だから人も少なく車もまだ少ない。


だからなのかバスは早く目的地に着いた。



近くのコンビニで昼ごはんを買いそのまま学校に向かった。





まだ早い時間なので生徒も疎ら。



朝、早く起きるのは苦手だがこういう空気は好きだった。





ガラガラと教室のドアを開け自分の席に着く。



まだ、クラスメイトは誰も来ていない。



机に肘を突き窓の外を眺める。


こういう静かな雰囲気が好き。

とても落ち着く。



そのまますごくボーっとしてた。



教室にちらほらと生徒が入ってくる。


静かだった一人の雰囲気が少しずつ賑やかになってくる。


話したことの無いクラスメイトからおはようと声を掛けられたりもした。




賑やかだった空気がだんだんと人が増え騒がしくなる。



「おはよー」

「はよー」


「昨日さー」

「テレビ見たー?」




いろんな会話が朝から繰り返される。


いつの間にか私は机に突っ伏していた。


上から声を掛けられたので顔をあげて返事を返す。


「おはよう、涼華」

「おはよ。葛葉」


2日ぶりじゃないー?

と他愛もない会話。




「ちょうどよかった、葛葉…」

「涼華」


ノートを見せてと言う前に葛葉に言葉を遮られた。




「な、何?」

あまりにも真剣な眼差し。


思わずどもってしまう。



「聞いた?話?」



話?なんの?




「話?」


訳の分からないといった目で葛葉を見たらため息を付かれた。


「来る時、何も無かった?」


来る時?


「今日はいつもよりかなり早く家を出たから…」



なんだか、ざわざわする。


ふと気づけば、見られいる。


そんな感じ。










「あんた、一昨日武藤君と居たでしょう?」











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