君という花
How do you feel?
あの時の僕はまだ幼くて
知らないことも多かった。
未熟な僕だけど
これから新しい世界が待っている
それだけは感じていた。
What do you think?
初めて腕を通した制服も、まだまだ自分には大きい。
でもその分だけ俺は大きくなるんだ。
まだ始まったばかり。
何があるかは分からないけれど、精一杯楽しもう。
And become 3rd grade.
そう決めてから、3年近く。
あの時大きかった制服も、今では随分と小さくなっている。
この3年間で学んできたことの分だけ大きくなった俺。
でも、大きくなった分だけ痛みも経験して来た。
取り返しのつかないことをした。
後悔もした。
もしかしたら、楽しかった思い出よりも辛かったことの方が多かったかもしれない。
でもそんな経験も、今の俺を作ってくれている。
あの経験があったからこそ、俺はさらに成長することができた。
どうしたら人を喜ばせ、そして傷付けてしまうかを学んだ。
それは、これからの人生でも大切なことだ。
それを教えてくれたあなたに、ありがとうって。
そして、ごめんねと言いたい。
こんな俺のために、無理をしてくれて。
俺がもっと優しくなれてたら。
俺がもっと素直だったら。
俺がもっと…
あなたの声を聞くことができたら。
やっぱり後悔しか頭に浮かんでこないや…。
今も変わらず、こんなことしか頭に浮かんでこない。
それは去年も一緒だった。
Do I have to change my mind?
去年の今頃も、同じことを考えていたと思う。
どうしたら優しくなれるか。
どうしたら強くなれるか。
どうしたら余計な期待をねじ伏せられるか。
でも去年はまだ耐えられた。
まだ、希望があった。
色んなことにチャレンジすることを忘れていなかった。
What can I do?
でも。
今はどうだろう。
学校に行くことすら嫌になってしまった。
ただただ、あなたの笑顔を見るために。
機械的に、授業を受けるために。
ただそれだけのための場所になってしまった。
いつからだろう…
こんなにも寂しくて、
辛くて、
どうすればいいのか分からなくなってしまったのは。
あなたの笑顔がまた見れただけで…嬉しかった。
We have a secret.
人っていうのは、何かしら秘密を持っている。
人に限らず、団体や国までもが、何かしらの秘密を抱えている。
そして、それがもたらす代償というのはとてつもなく大きい。
時には最も大事なものさえ奪っていく。
自分にとって最も大切なものを失ってしまった痛みはとてつもなく大きい。
そしてそれは、生きる希望すら奪い取っていく。
秘密を持つには、それだけの覚悟が必要なのだ。
たとえそれが小さな秘密でも、
他人に影響を与えるようなことなら、絶対に守り通さなければならない。
それを、俺は学んだ。
So I'll change.
まだまだ出来ることは少ないけれど。
変わりたい。
今までの俺とは違った人間になりたい。
ちゃんと優しさを持った人になりたい。
そして…
いつか、またあなたと直接話がしたい。
文章や声だけじゃない。
欲張りかもしれないけれど、ちゃんと目を見て話がしたい。
それが叶えられるくらい立派な人になりたい。
それが叶えられるくらい真面目な人になりたい。
それが叶えられるくらい優しい人になりたい。
とりあえず今は、それを頑張りたいと思う。
具体的に何かすればいいのかはわからないけれど、きっと叶えられる夢のために。
頑張ろう。