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四十六から五十
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夜叉忍ぶ ウオツカ雨露に 供え代え 謎に老猾 王府の社寺や
やしゃしのぶ うおつかうろに そなえか(え なぞにろうかつ おうふのしゃじや)
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抱き取るか 夏海水着 覆う胴 大きいスイカ 繋がる時だ
だきとるか なつかいすいぎ おおうど(う おおきいすいか つながるときだ)
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話すのか 言霊浴びる 液雨追う 消える日数多 何処かの砂は
はなすのか ことだまあびる えきうお(う きえるひあまた どこかのすなは)
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実る秋 繁吹き時雨も 遠山や 音漏れ奇しき 不思議あるのみ
みのるあき しぶきしぐれも とおやま(や おともれくしき ふしぎあるのみ)
50(600)
綴り字は 華やぐ鈍か 言付けつ 何処か皮肉屋 名は走りつつ
つづりじは はなやぐにびか ことづけ(つ どこかひにくや なははしりつつ)




