取りあえず進む
取りあえず進む。
取りあえず進む。
取りあえず進む。
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案外これが難しい。
ついつい、思考に偽装した感情で、マインドで、感情と一体化し没入した状態で、グルグルして進まないほうが多かったから。
「とりあえず進む」というのは、若いうちからできている人は問題ないだろうけど、そういう習慣が弱い人間にとっては、結構いそがしい。
でも、グルグルしているところや停滞しているところは、何か自分の思い込みや囚われが隠れているポイントでもあるかも。
そうしたら、そこを上書きしたり削除すれば、自然とうまく進めるようになる。
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別に、確かな結果や手応えを求めなくて良い。
結果や手応えも、すべては通過地点、経過地点。意図した目的すら、通過地点。
死ぬまでの、すべてが通過地点。でも、どの地点でながらくそこに「滞在」するかは自分で決められる。それなら、居心地のよいその時の自分の「サイコーな場所」に滞在したいよね。
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進むも進まないも自分の勝手だけど、もし「今の状態」がいやで目標や意図をたてているなら、意図した状態や目標と同等かそれ以上の地点にたどりつくまでは進もう。
でも、別に「苦労しないとだめ」なわけでもないし「とても時間がかかる」ともかぎらない。
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鼻歌混じりで、気楽にあるいていれば、いつのまにか時間をわすれて到着していることもある。
苦労や時間概念はすてて、とりあえず進む。
歩いても、はしっても。自転車でも、とんでもはねても。
車でも飛行機でも。ワープしていても。
ときには亀よりも遅く、カタツムリよく遅く。でもそれは止まっていない。停滞していない。諦めてもいない。
休んでもいいよ、休息しよう。そして、また進んでみよう。
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とりあえず進む。とりあえず進む。とりあえず進む。