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ふと
小さな街にいた 一人で街にいた
昔は そうじゃなかった
いいことも 悪いことも 何も知らない 幼いだけの色づいた毎日
ぼくはただ 日々を大切な友達と過ごせれば
それでよかった
友達は いなくなり また別の小さな街に いった
ぼくはひとりだったこと気づいた
窓ガラスで鏡を作ってみつめた夜
ぼくは自分を見失った
小さな街にいる あの日と別の街にいる
一人で街にいる
それなのに まるで僕は別の生きもの
夜の月を見て思う
あの日みたガラスに 似てると…
あの輝きは 知ってるのか?
あの日忘れた本当の僕を
煌めいて消えた絶望の日々を




