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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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自由の風

寂れた街を眺め

擦れた声を出し

やつれた鴉の首を絞め

歪な心はどうしようも無く昂ぶる

翼取り付け

出来合いのエンジン取り付けて

出来損ないの世界飛び出した

手の平にのっけた その世界が全てと信じて

飛び立った

仲間達が小さくなってゆく

くだらない 小さなプライドが

僕が生きる上での 全てだった

誰かの視線ばかり気にして 夕暮れの美しさにも気づかない

そんな毎日を あいつらと離れれば 忘れられる

誰かの心 壊すことになっても

自分の幸せ 諦めたくないよ

エンジンで どれだけ飛べるのかもわからない

それでも僕は 振り返らない 怖がらない

誰も僕のことを知らない 安らげる場所まで 飛んで……

自由に墜ちてゆく……

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