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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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何処にいても ぼくのこと わすれないでいて ほしい

柔らかいままで君と いつまでも過ごす それが いい  

子供のまま 暮らせないのなら それはせつない

恋を知らずにいられるのなら それで いい

君とぼくの間にあったもの 確かめたい 叶わない

君と一緒にいたい それだけでいい

ぼくは君のシーンをいつでも思い浮かべている どの風景からでも切り取れる

それでも君は見つからない

余りにも君がいなさすぎて ぼくは歪み始めている

ねじれた空想が 一方通行にぼくと君を繋いでる

ぼくを引き留めている ぼくを苦しくする ぼくを留まらせる

君にまつわる痛みで溶け出しそうな ぼくは自分を失いそう に なる 

ぬかるんだまま ぬるい谷底に沈みゆく

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