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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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ゴミ玉

通りすがりの 埃まみれの少年が

ゴミ玉を 愛しそうに 掌で包んでいる

愛の証だと 信じている

いじめられているとも知らずに

他人の顔色なんて どれも同じに見えてしまって

誰かを愛して 愛されたくて

僕が少年だったころは ただそれだけだったと信じていた

でも違った 幼い頃から 人は悪意の奴隷

ゴミ玉の心 他人ひとにぶつける

「背が伸びたね」って みんなに言われる今の僕

それ以外は 何も変わっちゃいない

誰にも愛されずに

一人で生きる道を選ぶ

隣の家のおばあさん

僕はもう 挨拶を交わさない

誰にも感心を持てないとき

本当の孤独を知る

ゴミ玉と同じ顔で道に転がる 

しわくちゃになった 難しい顔してる


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