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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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狂気―little boy―

笑いながら汚水に口をつけ

僅かな金を求めて肉を削ぎとる人々の姿を

細かく切り取ろう 誰かに見せてあげよう

鋏は人殺しに変わる

素敵な音を奏でる

あの瞬間まで 共にいよう 大切なこと思いだそう

人々はばらばらの方向を見つめてる 

僕たちだけがお互いを見つめてる

世界の終わりなんて どうだっていい

二人で逃げ出そう


血の色した皮膚掻きむしり 

無慈悲な大地は突然火を噴いた

逃げ惑うのは人の形した肉

誰もが人でなくなる 君は光景に顔を覆う

コバルトの影差し込む 君の瞳が翳る

二人で旅立とう

二人を包む白い光

天使はそこにいた

悪魔もそこにいた

二人は引き裂かれ 永遠に悲鳴あげる


思いさえ焦げた空気は切り裂く

最後までお揃いだったふたり

身体は身体で無くなり

遥かなる想いだけが最後まで…

お互いを形作ってた


二人で逃げ出そう

二人で旅立とう

すべてを忘れられるほど いつかしあわせになろうよ

最後まで残っていたのは思いと祈り

君の魂めくれる夜

僕はあの日のこと思い出す

地獄の光景焼き付く

それなのに君の顔だけわからない

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