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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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猶予

退屈という名の与えられた猶予にはうんざりだ

余命を待つ 病人の瞳をした男が喚いてる

それが俺 あくまでも俺

生け贄にさえなりたくて

水を喉に通す 血に染まる

そんな世界を夢みた

明日になれば 浮かべた愚かな終末が

力を持つ 鮮明になる

自分でもやれるのではないかと思う

まだ お前じゃない

お前の番じゃない 

血の色も知らない子供の前で わざとらしすぎる不幸を語りたい

殺人はいかれた手品だ 開けるまでは何かわからない

時計の音がやけにうるさい

きしむような 感情湿らせて

布団の温もり抱きながら

猶予をもて余す

一人で爪痕 確かめてる

画面の中では また一人

次なる悪意はまだかと視線を巡らせてる

俺の悪意が炸裂するのはまだか

悪意と絶望が破裂する

居場所はどこか

猶予はまだあるのか

もういらない

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