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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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百万の鏡

欲しいものが ありすぎて

つい 傷つけてしまうんだ

見つめ合うと 溶ける

いつだって 本当に確かなものだけが 手に入らない

指の溝に 沿って 掠める

全てクソ食らえだ

現実に塗れてしまえ

現実に壊れてしまえ

虚栄に塗れてしまえ

そのための

人手を貸してくれ


Noise is ringing on Mars.With recycled desire


壊れてほしいものが ありすぎるのに

俺はつい 優しく撫でてしまうんだ

左手を隠して

右手に

切れ味知らないナイフを血液に沿わせて持ってる

楽しいんだ

初めてなんだ

使うのが


Xの文字刻んでる 斜めに差し込んだ偶像達が

轟音に 脅えて ばらばらの 足跡作って 交差させて いたりして

こうなることが わかってはいるんだ

受け入れないだけで


一万本の綿棒全て折れて 

床下に 散らばってる 

耳クソも見当たらないのに

俺が使った


君を狂わせる

約束する

鉄で出来た花束言葉に添えて

脳天に届くまで

脳天に届くまで

拳突き上げる

魂なんてものは すでにないんだ そこに

大砲の先が捉え 音を出す前に

二人で逃げだそう


Noise is ringing on Mars.With recycled desire


脳味噌が波打ってる

柔らかいピンクの塊の上でナイフが跳ねてる

新天地を見つけたと

君は果てない明日からの逃げ場に なぞらえてる


向かい合わせの銀の部屋

そこが俺の居場所

錯乱しそう

破裂しそう

欲望さえも理性だと 飲み込んでしまいそう

これだけの 感情なら

君にいくらでもくれてやるのに


君が教えてくれたんだ

それは鏡じゃないかって

自分の全てが映し出されて 

気狂いになってるんじゃないかって


いつだって 欲しいものは鮮烈で

いらない物は乱雑で

そこら中に塗れている

鏡張りのあの部屋には

それすら見当たらないのに


Noise is ringing in the earth.With desires that can no longer even be recycled

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