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ふたり
ふたりは会ったよ
確かにほら
あの時は明日のことなんか考えやしなかった
君を通して 自分に夢を見ていられた
今じゃ
退屈なアルバムに
耳も時間も奪われて
おべんちゃらを語る僕
傍には誰もいやしないのに
また夢で君に会った
脈絡ない風景
それはそうさ
君に会うための結果ありきの夢なんだから
君はこんな夢 見やしないだろう
僕にしか見れない夢さ
どうしようもなく独りよがりで
願望でしかなくて
君がいるのに
君の意思は入り込んでない
目が覚めたら布団は冷たくて
さっきまであの熱を 分かちあってたはずなのに
だめなんだ
何回君に会っても
僕はひとり




