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家に帰って
家に帰って
一人で飯をくって
みんなで騒いでるやつらを馬鹿にして
今日も何もなかったと 眠りにつく
何があるわけでもないのに
どうしてそこまで帰りたいんだろう
考えているようで
思考は本質からは程遠いところへ行ってしまう
すぐに 会いたいんだ
誰かに 会いたいんだ
それなのに一人の帰り道
誰かと最後に帰ったのは いつだっけ
向かい合わせで笑ったあの日は ぼやけていて もう形を作れない
せまい部屋の壁に頬寄せて
広がる冷たさの意味を考える
一人が好きで
君の事も好きだから
好きだった君と僕がいる あの日の
思い出を見ているのがいちばん好きだから
明日に向けて一人で夢見てる




