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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
32/78

カップラーメン

カップラーメンをこぼした

普通の醤油味の だけどちょっと楽しみにしてたやつ

麺をかき集めて 口に含んで苦笑い

脳みそぶちまけたみたいだ

苦笑いの端っこで 君のことを浮かべてた

こんな些細すぎる失敗

きみに聞かせるとしても

笑い話にすらなりはしない

何より君はもういない


脳みそをぶちまけたくなるほどに 君を愛したくて

全て知りたい 全て教えたい

きみとの時間は僕を変えた

そしてどこまでも有限だった

正しく愛させてもくれないくせに

ねじれた時の中で

僕は君に夢中になった


何でもない日々の 少し気分が下がるようなこんな日にも

何で僕は君のことを思い出してしまうのだろう

カップラーメンのスープのシミが 涙に見えた

僕までつられて泣きたくなった

涙を拭くティッシュは

もうスープの汚れを取るのに使っちゃった


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