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大好き
大好きなんて
恥ずかしくて言えないけれど
割れそうなほどの大きな気持ちが
どうしようもなく膨らんで
君に届いてほしくて
それなのにぼくはそっぽ向いて
「きみだけに特別な顔を見せる」なんて
ぼくにはできない
きみと話していると緊張して
どうしようもなく苦しくて
せつなくて
きみの前でだけ
世界は君に塗りつぶされて
ひとりの時間も失いそうで
指の先が震えてた
この気持ちを
愛なんて単純な言葉にあてはめたくない
もっと複雑で それでいてすごく単純で
誰にも知られたくないはずなのに
全て解きほぐしてきみに伝えたい
こんなにも悩んで
想っている
だから きみも
ぼくに教えてほしい




