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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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べつに

べつに きみなんか いなくたって

ぼくは 幸せになれるんだ

誰にも見えない 聞こえない部屋で

一人 こぼしてみせた

笑顔を 作ることもできない

鏡なんか 見れない

格好なんて つける相手もいないのに

見え透いた 嘘貼り付けて

ぼくは町中に溶け込んだ

他人に 物語として話せるような

わざとらしい 変化なんていらない

ただ 君がいるだけで

よかったのに

人生が変わったりする そんなきっかけなんかいらない

べつに 君と話しているだけで

小さく 変わっていく自分を

優しい目で 見ていられたのに

未来も夢もなくていい

思い出話も いらない

大人になんかならずに 君と今の話だけしていたかった

べつに 

いいんだ

大人に馬鹿にされても 君が僕を見てくれて

笑ってくれれば

未来や社会について こざかしく語り出す僕

そんな見栄さえ 君は押し流してしまった

べつに そんな自分なんて いらなかったんだって

君は教えてくれた

君がいない 毎日は

べつに 楽しくも 刺激的でもなくて

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