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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
20/78

一つのわたし

おれはどうしてこうなのだろう

自分が何がしたいのかもわからずに

我が身かわいさだけに日常を消費する

何も考えてこなかった 

ただ 知られたくなかっただけ

おれを

おれは何がしたい

何でこうなった

いつから?

小学校の時代からか 中学か 高校か それとも生まれつきか

誰かを傷つけたからか

自分を閉ざして生きてきたからか?

気づいたときには惨めな土塊になっていた

言われたことすらもできない

やりたいことすらもできない

嘘をついて 

ごまかして

自分を偽って

誰にも打ち明けずに

何の価値も無い自分を着飾って

おれが本当に欲しいものは何?


おまえの顔を見ると

いつだって他人は怒り出す

おれは全てを閉ざし、孤独だけを抱えて生きてきた

傷つきたくなかった

何かがおれの芯に触れようとすると

おれはへらへらと笑って

更に深いところへと自分を覆い隠した

おれは怖がりで

弱くて

醜くて

悲しくて

言えなくて

ただ独りよがりで から回る

他人の気持ちを考えたことも無いくせに

自分の胸の内だけは知って欲しいと願うんだ

他人を嫌って遠ざけるくせに 

他人に助けて貰わないと何もできない

おれは矛盾だらけ おれの言動は穴だらけ

自分が何をしたいのかもわからない

おれが本当に求めている物は何?


おれは既に健常じゃ無い

おれにまっとうな人間の気持ちなんてわからない

おれにわかるのは

どうしようも無く弱くて

孤独で

視野狭窄に陥って慌てふためいている

人たちのことだけ

まともな会話もできない

適当なことばかり言って

人を苛つかせて

他人の言葉に傷ついて 喜んで

振り回されて一人でうなだれる

おれがなりたい物は一体何?

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