恋(壊れる)
ガラスの中から 君に恋した
ありったけの思い閉じ込めて
二つだけしか無い瞳で君のことを見つめてた
君に思いを伝えるには ぼくの口は少なすぎる
溶け出したくなる夜
ぼくは一人爪で壁をひっかく
上手く出来ないことに悶えながら ぼくは手の中に君がいないという残酷さを知る
どれだけ焦がれても 魔法は通じなかった
目に見えないものを ぼくは感じることができなかった
君には必要なかった
君のおかげで ぼくは人間になれた 恋することを知れた
君のおかげで ぼくは全てがだめになる 自分を無くしたくなる
狂い出したくなる夜 孤独に怯え空を見る 黒が滲んだ空が 月を抱きしめてる
月の代わりに君を浮かべた
余計に遠く感じて カーテン閉じて締め切った
月を抱きしめる黒いその手は ぼくには届かない
君が笑顔を浮かべる 都合のいい光景だけを頭に描き起こす
それしか覚えてないから それしか縋る物が無いから
陰った心の 欠片切り取った
ありがとうなんて とても言えなくて
寂しさの中からでも 君を見つけようとしてしまう
あの頃の記憶だけじゃ足りなくて 何も知らなくて
今のぼくの暮らしには 何処にも君の要素は見当たらない
ただ色の無い日々が あの時の君と同じように 何も言わず通り過ぎてゆくだけ
誰にも打ち明けない 打ち明けるべき君はもういない
それが寂しくて いつまでも満たされなくて
「serious」のアンサー




