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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
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愛はいつも

愛とはいつも

勝手なものだ

他人を自分の形にはめる

甘くておろかな夢を見る

間違えたかな

自分の中にうまくはまらずに

切なく寂しい夜を見る


愛とはいつも 

確かなものだ

愛にあわせて心がうごく

あなたのことだけを考える


愛とはいつも

あいまいだ

生まれてしまえば

どうしたらいいのかわからなくて

ただ誰かを抱きしめたくなり

誰かに抱きしめられたいと願う


愛とはつよく 脆いものだ

感情をあれほど揺さぶるくせに

すぐに形を変える

だからぼくたちはたびたび

愛を見失ってしまう

愛を見つけられず

他人を傷つける

自分を見失う


愛とはかたくななぼくをも

変えてしまう

孤独を何よりも身近に感じ

自分の奥底見つめてしまう

本音の自分が怖くて弱くてたじろいだ


愛はきしむ 音を立てずに

残酷に静かに

ぼくの心を傾かせる


愛とは心すらも

ねじ曲げてしまう

あのひとといられない

それだけでちぎれそうになる

愛に引きずられないように

変わらないために

自分を呼び止める


愛は見えない 

心でしか感じられない

誰もが愛を探している

痛くても 泣きたくても見ようとしている

心を探す 手さぐりでふれる

愛だけの世界が開く

言葉をなくす


愛とは広く さわれない

どこまででも 開いているのに

言葉も思いも 追い付かない

めぐる全てが 形をなくす


愛がほしい そのひとことで

世界はどれ程遠ざかるのだろう

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