表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強魔王の躾け方!  作者: ー零ー
第5章 -黒の大迷宮-
92/1017

5-10

※ミラベル視点

―――お風呂に入って汗を流し、全員揃ったタイミングでさっと食事が運ばれた。


今日の献立はカガリちゃんリクエストの和食。ご飯と大根のお味噌汁、焼き魚(見知らぬ魚)、海鮮サラダと漬物。


普段はまず口にしない料理ではあったもののどれも絶品でお箸が止まらない。


「ミラベル様は器用でいらっしゃいますね。洋食で慣れておられる方はなかなか使えないのです」


ガーベラさんに褒めてもらえて気分が高揚する。この人は心にもない世辞は絶対に言わないので本心であることが分かり、こんな出来る人に褒めてもらえたことが誇らしくなる。


「何となく?かしら。使ってみると便利だわ」


隣のカガリちゃんは当たり前に使っている。普段から慣れているからでしょう。


その隣のセラは少々ぎこちない動きではあるものの普通に使っている。


クリスは早々にお手上げでフォークとスプーンにチェンジ。こればかりは仕方ないわね。


「この魚美味しいな………。脂も乗っててとろけるようだ。なんという魚なのか聞いてもいいですか?あとできればおかわりもお願いします」


クリスは焼き魚が大変気に入ったらしくご飯と一緒にあっという間に空にした。


確かに美味しくて、脂が乗ってて後々怖くなる。


「サケという魚です。ジーク様の暮らしていた世界で生息しておりましたものを工房で養殖しています。


………おかわりはすぐに用意しましょう」


ガーベラさんはメイドを呼び、指示をだして持ち場に戻る。


へぇ、ジークの世界の。………というか、クリスへの態度が素っ気ないのは気のせいじゃなさそうね。


「先ほどの話の続きをしましょう。私とアスターは聖霊。精神生命体で言えば最上位が神霊、上位に大聖霊、中位が聖霊、下位が精霊となっております。私は特に例外ではありますが基本的に大聖霊みたいなものと考えていただければよいかと」


「みたいなもの?」


「それについてはご容赦を。()()()()()()がありまして。ジーク様のお言葉を借りるなら企業秘密というものです」


―――どうやらそれ以上の話はできないらしいが、その代わりガーベラさんは聖霊について色々語ってくれた。正直聖霊から聖霊について学ぶという最高クラスの座学を受けることができてとても勉強になる。


「僕は精霊に好かれやすい体質だったはずだけど、ガーベラさんやアスターさんは特に素っ気無い気がするんだけど、それも君達が特異だから、とかかな?」


「まるで違います。それはあくまで下位精神体である精霊にのみ有効なもの。おぼろげにしか意識を持たぬ赤子のようなものが自然と惹かれる程度のスキルです。


私達上位精神体は貴方達と同じように自我を持ち、人をみます。主に魂………その人の精神性を見て加護を与えるか判断します。私とアスターは自分の基準で勇者は………そうですね、ジーク様の言葉を借りるならお前はないわ、というところでしょうか」


クリスの顔が強張る。ド直球で否定された挙句心底嫌そうな顔をされたら私もこうなるだろうけど、なんとも痛烈な一撃。


「因みに所謂英霊という存在は精霊に分類されます。自我を確立し、成長した英霊の中には聖霊へと昇華するものもありますが基本的には精霊、下位に分類すると考えていいでしょう」


非常にタメになる講義が再開する。セラと私は特に聞き入っていたけど―――


「???」


カガリちゃんはどうやら限界らしかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ランキングサイトに登録してます。良かったらクリックしてください

↓↓↓↓↓

小説家になろう 勝手にランキング

ツギクルバナー

cont_access.php?citi_cont_id=108440278&s

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ