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オラの嫁  作者: う丸
第2章 魔国キングシャドゥ
30/31

その頃…ゾルト達は…

申し訳ありません

今回は短いです

シルフィのおかげで復活したゾルトはカエン・スイカ・フウシ・カワラケの四人と一緒にいた。

ゾルト)「ワシのいない間、コウハイがいなくなったか…」

ゾルト自身思う事があったようで少し悲しげな表情をしていた。

カエン)「ゾルト様、オラ達はこの先どうしたら良い?」

ゾルト)「ワシはカエン・スイカ・フウシ・カワラケが無事でいてくれて良かったと思っておる。コウハイの事は仕方がない…ワシがコウハイと初めて出会った時は真面目な青年だった…」

スイカ)「私はゾルト様にあのような事をしでかしたので許せません」

ゾルト)「…」

ゾルトは怒っているスイカを見て何も言えなかった。

カワラケ)「僕はぁ~…コウハイさんの事を発言するとぉ~スイカに怒られそうなんだなぁ~」

カワラケが話し始めたと同時にスイカは睨んで見ていた。

カワラケ)「スイカ~僕はぁ~コウハイさんのぉ~味方ではないんだなぁ~そんなに睨まないでほしいんだなぁ~」

フウシ)「ゾルト様、あ~しの母親がぁ~体調を悪くしましてぇ~少しの間ぁ~看病をしたいのですがぁ~良いですかぁ~?」

ゾルト)「フウシ、すぐに看病しに行くと良い。オトヒメさんにワシも何かをしてあげる事が出来れば良いのだが…すまない…」

スイカ)「フウシ、私に何か手伝える事がある?」

フウシ)「ゾルト様のお気持ちだけですごくぅ~あ~しは嬉しいですよぉ~スイカもありがとう~…あ~しの母親は特殊だからぁ~、あ~し1人でぇ~大丈夫だよぉ~…ゾルト様ぁ~あ~し母親の所に~行きますねぇ~」

フウシがそう言うとゾルト達の前から姿を消した。

カエン)「そういえば、オラはフウシの母親であるオトヒメさんに会った事が無い。」

スイカ)「私も無いわ…」

カワラケ)「僕もぉ~無いんだなぁ~」

ゾルト)「オトヒメさんは…出生(しゅっしょう)が特殊だから、この地では体に負担があるかもしれない…」

カエン・スイカ・カワラケの3人はオトヒメさんの事を聞きたかったが…ゾルトの表情が優れないので聞く事ができなくなった。

スイカ)「ゾルト様、そろそろお休みになさった方がよろしいのでは?」

カエン)「ゾルト様、オラ達がこの街を警備するから安心して休んでほしいよ」

カワラケ)「僕もぉ~ゾルト様には早く休んでほしいんだなぁ~」

そう言われたゾルトは3人に見送られて自分の寝室で休む事にした。


フウシが自宅に戻ると母親であるオトヒメがテーブルを前にして椅子に座り、優雅に紅茶を飲んでいた。

オトヒメ)「あら、フウシちゃんお帰り」

オトヒメはフウシを笑顔で出迎え、フウシの表情はあまり優れなかった。

フウシ)「オトヒメ様…ルシファー様がお隠れになりました。」

オトヒメ)「そう…」

そう言うとオトヒメは立ち上がり柏手を打った。

するとオトヒメとフウシの目の前に色白の女性が二人現れてオトヒメにかしずいていた。

オトヒメ)「レイレイ、リサリサ、ルシファー達を呼び寄せなさい」

そう言われたレイレイとリサリサの二人は目の前の空間に黒色の枠に白色の扉を出現させた。

レイレイとリサリサの二人は扉の取っ手に手をかけて一気に扉を開けた。

すると扉の中で渦巻きながら七色に輝いている入口が現れた。

レイレイ・リサリサ)「我らの魂よ。我らが望む方々をお救い我らの前に姿を現したまえ。」

そう言うとレイレイとリサリサの二人の姿が消えて、オトヒメとフウシの目の前にコウハイとシャドウとモリガンの姿が現れた。

オトヒメ)「ご機嫌いかがですか?」

コウハイ)「…オトヒメさん…ありがとうございます。…僕は?死んだのですね…」

シャドウ)「最悪な気分だよ…俺達は殺されたのか?」

モリガン)「私も死んだの?」

コウハイ達3人は辺りを見渡しながら表情を暗くした。

フウシ)「コウハイさん…死神竜に殺されたかと…」

コウハイ)「フウシ…そうか…僕たちは殺されたのか…これからどうしよう?この世界で竜を喰らえなかったから力を手に入れられず…手元にカギは持っているけれど…今の僕たちではあの世界では弱すぎる…」

するとオトヒメがテーブルに紅茶を用意した。

オトヒメ)「ルシファー、シャドウ、モリガン、とりあえず紅茶を飲んで気分を変えたらどう?それにまだ手は残っているわ」

オトヒメがコウハイ達3人の顔を見て微笑みながら紅茶を飲んでいた。

コウハイ)「オトヒメさん、僕の事は…今はコウハイと呼ばれていましたけど…どうしよう、また名前を変えないといけないかな…」

シャドウ)「今さらだからルシファーに戻したらどうだ?」

モリガン)「そうですよ!コウハイって名前はおかしいですよ。」

コウハイ)「皆さんがそう言うなら…僕はルシファーに名前を戻しますね。」

ルシファー達3人はオトヒメが用意した紅茶を飲んで気持ちを落ち着かせた。

ルシファー)「そういえばオトヒメさん、まだ手はあると言っていたけれど…まさか?」

オトヒメ)「そうですよ。そのまさかですよ!私の母親の故郷に行けば良いのですよ!」

シャドウ)「たしかオトヒメさんの母親の故郷って森の守り人エルフだったよな?」

オトヒメ)「そうですよ!私は1度も行った事無いですけれど、そこにある秘宝の品があればルシファー達がより強力になれますよ!」

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