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オラの嫁  作者: う丸
第2章 魔国キングシャドゥ
27/31

ミュウの特訓

長い間申し訳ありません

まだ本調子ではありませんけれども、もう少ししたら治る予定ですので、今はう丸の従兄弟にお願いして投稿する事にしました

改めてまして、これからもよろしくお願いいたします

キノジは男の子達の魔法適性を調べるために水と葉っぱの入ったコップを用意してテーブルの上に置いた。

キノジ)「まずはどの属性魔法が得意なのか見てみようかの?ワシらは生まれた時から魔力を持っておるんじゃが、ほとんどの者は身体的能力を強化するから魔法の強化を事をしない。何故ならマジックアイテムを利用して自身の必要とする魔法能力を利用しておるから魔法を強化する者は少ない。それに時間がかかるからなどの利用からほとんどの者がしない。本当にもったいない…」

キノジは目の前にいるコハクを見て(なげ)くとコハクは苦笑していた。

ユウジ)「おいいたん、僕もおいたん達のようにカッコ良く敵を倒したいお」

キノジ)「そうじゃな。やはり男の子は皆、そう考えるわな…じゃが、回復魔法で傷ついた仲間を助けたり、補助魔法で仲間の身体的能力を上げたり、攻撃魔法で敵を倒したりスキを作って確実に仲間を支援する事が出来る。本当に便利なんじゃが…」

残念そうにしていたキノジは子供達の体に触れた。

キノジ)「今からワシがヒュウガ達の体に魔力を流すから、魔力を感じとる所から始めようか。」

キノジは男の子達の体に自身の魔力を流した。

子供達)「何か流れている。しゅごいお」

キノジ)「今、感じているモノが魔力じゃ。まずは感じている魔力を自身の体内で移動してみよう」

子供達はキノジに言われた通りに魔力を体内で動かしていた。

子供達)「すごいお。かりゃだの中で動いているお。おもしろいお」

続いてキノジは手のひらに白い玉を作りだした。

キノジ)「次は自身の手のひらに魔力を集めてみるのじゃ。無理せずゆっくり集まるようにしてみると良い」

子供達の手のひらに小さな白い玉が出来始めた。

キノジ)「では、次はこの用意したコップに自分たちの魔力を流してみようかの」

子供達は1人づつコップに触れて魔力を流した。

するとヒュウガはコップ内で浮かべてある葉っぱが燃え始めて、センゴクは葉っぱがくるくると回転し始め、タクヤはコップ内の水が(あふ)れて、ユウジは葉っぱの(くき)の部分が少しずつ伸び始め、タケルは葉っぱが(しお)れていった。

キノジ)「ふむ…ヒュウガは[火]の属性、センゴクは[風]の属性、タクヤは[水]の属性、ユウジは[生命]の属性、タケルは[消滅]の属性かの…ユウジとタケルの二人はレアな属性じゃが、どの属性も使用方法を間違えると危険じゃからしっかりと学んで正しく使用するようにじゃな」

子供達)「はい。」

キノジは男の子達1人づつに魔法の使用とその魔法の強化を説明した。

キノジ)「では魔法の強化から説明するんじゃよ。まずは自身の属性魔法を手のひらに出して、イメージするんじゃよ。例えば、火の属性なら火の玉をイメージしてそれを維持する。水と風も同じようにするんじゃ。後は、生命と消滅の2つじゃが、魔法の玉を手のひらに集めると生命は光輝く玉、消滅は黒い渦のような玉になる…どの玉にも言える事じゃが今は決して仲間の体に集めた玉を当てないように注意するんじゃよ。とりあえず手のひらに属性魔法を集めてみよう。」

キノジは男の子達の目の前で、自身の手のひらから火、水、風、土の玉を作り出して自身の体の周りに浮かべていた。

子供達はキノジの不思議な玉を見て、自分たちも同じように魔法の玉を作り出していた。


男の子達は自身の属性魔法の玉を作り出して5分程維持していたが自分たちの魔力が切れて手のひらにあった玉が消えて、男の子達はその場に座り込んでしまった。

キノジ)「ふむ…最初じゃからそれくらいじゃろうな。今は魔力切れになっておるから、自身の体にしばらくは脱力感が続くじゃろう。少しツラいじゃろうけれども今、自身の魔力が失くなり自身の魔力容量が少しづつ増えようとしておる。コレをこれから続けてゆき、自分たちの魔力容量を上げる。とてもツラいじゃろう…どうする?このままコレを続けていくか?おそらく…後、1週間はコレを続けて、次の段階にいくんじゃよ」

しんどそうにしている男の子達はお互いの顔を見て頷き合いキノジに続けていく事を伝えた。


男の子達から少し離れた所で様子を見ていたオウカはニヤリと笑いアオイ達のもとに行った。

オウカ)「アオイしゃん、センゴクきゅん達がみぁほうのとょっきゅんしぇていりぅよ」

アオイ)「オウカしゃん、わらしたぁちもリンカおねしゃんにおねぇがいしぅりぅ?」

アオイ達5人はリンカの寝室に向かい、扉を叩くと部屋の中からミュウが姿を現した。

アオイ達5人はミュウの後方で汗をかき倒れているリンカ達、アマンダ達を見て怖くなり自身の体を震わせていた。

ミュウ)「どうしたの?まさか、テンゲン達にイジメられた?あたしがテンゲン達に一言、声をかけようか?」

ミュウの顔がいつもと違う怖い顔に変化していたが、アオイは勇気を出してお願いをした。

アオイ)「ミュウしゃま、違うにょ…わらしたぁちもみぁほうをとぅかえりゅようににぁりてぁいにょ」

ミュウはアオイ達を鑑定した。

氏名 アオイ・オウカ・ナユキ・ヒナタ・サヤカ

性別 女

種族 人間

年齢 5才

レベル 0

体力 5

魔力 1

力 1

スピード 2

守 1

魔法 無

ミュウ)「どうして魔法が使いたいの?」

オウカ)「今、センゴクきゅん達がみぁほうのとょっきゅんをしていりゅの。だきゃら、あらし達もみぁほうが使いたい」

ミュウはニヤリと笑いアオイ達を見て、部屋の中に入れた。


ミュウ)「あなた達のお願いをあたしが叶えてあげるわ、リンカ達は今、疲れて寝ているから…」

そう言ったミュウはアオイ達5人を見てニヤリと怪しく微笑んだ。

ミュウは怯えて体を震わせているアオイ達の体に触れて、アオイ達の手のひらに魔法の玉を作り出した。

ミュウ)「あなた達は、今、魔力があまり無いからしばらくは、あたしが補助してあげるわ。」

アオイ達5人は自身の手のひらからカラフルな魔法の玉をうっとりとしながら見ていた。

しばらくするとアオイ達の魔力切れになりそうになったのでミュウはアオイ達の体に触れて自身の魔力を流してアオイ達の魔力切れを回復させた。

ミュウはアオイ達の体内の魔力容量を見て、更に拡張するためにゆっくりとアオイ達に負担がないように自身の魔力をアオイ達に流し続けた。

アオイ達が様々な魔法の玉を自身の手のひらから作り出してから1時間が経過すると、アオイ達の魔力容量はかなり上がり魔力切れにならない容量まで上がった。

魔力 1→50 [ステータスアップ↑]

ミュウ)「では次に…どうする?攻撃魔法?補助魔法?回復魔法?…面倒だから全部覚えるか。」

ミュウはアオイ達を連れてリンカの部屋にあるスペースルームに入って行った。

ミュウはアオイ達に火、水、風、土、雷による攻撃魔法の使用方法を説明してアオイ達に強力な攻撃魔法を覚えさせた。

魔法 火・水・風・土 [マジックラーニング!]

次に補助魔法の説明をして火、水、風、土、雷の魔法の壁や身体的防御、身体的能力の向上を覚えさせた。

スキル 身体的防御力アップ

[守の能力を10倍]

スキル 身体的能力アップ

[力・スピード・守の能力を10倍]

次に回復魔法の説明をしてアオイ達に光の魔法を覚えさせて、回復魔法、浄化魔法、精神異常回復魔法、状態異常回復魔法を覚えさせた。

魔法 光[マジックラーニング!]

次に風の魔法の応用として自身の体を浮かび上がらせて浮遊魔法を覚えさせた。



そこへリンカ達、アマンダ達がスペースルームに入って来るとアオイ達5人が部屋の中で優雅に飛び回っていた。

リンカ)「ミュウ様、少しやり過ぎのように感じますが…」

ミュウ)「だってリンカ達、アマンダ達がいつまでたっても目を覚まさないし、それにアオイ達の素質があったから、この際だから限界まで教えたら良いかなって思ったら…ここまで教えていたわ」

リンカがミュウの顔を見てゲンナリとしていた。

アマンダ)「ミュウ様、アオイ達はどのくらいの状態まで強くなったのでしょうか?」

ミュウ)「そうね~…魔法のみの戦闘ならリンカ達、アマンダ達、テンゲン達は太刀打ちできないわね。」

ミュウはアマンダ達、リンカ達を見てニヤリと笑った。

ヘレナ)「ミュウ様…冗談ですよね?」

女性達全員が顔をヒクつかせてミュウの顔を見た。

ミュウ)「だってあなた達よりアオイ達は純粋(じゅんすい)に覚えて自分たちのモノにしていくから…」

リンカ達、アマンダ達は冷や汗を流して、自分たちの特訓を始めた。


ミュウ)「アオイちゃん、オウカちゃん、ナユキちゃん、ヒナタちゃん、サヤカちゃんそろそろ身体的能力も上げていきましょうか?…リンカ達、アマンダ達より強くなりたいでしょう?」

アオイ達5人はミュウのもとに集まり頷いていた。

ミュウ)「では今から自身に回復魔法をかけながら、この部屋を走り始めましょうか?」

アオイ達5人はミュウの言われた通りに自身の体に回復魔法をかけながら走り続けた。

しばらくするとリンカ達、アマンダ達は力尽きて倒れ出し、アオイ達5人は笑いながら走り続けていた。

リンカ)「あたい達が…幼い女の子達に体力でも負ける日がくるとは…」

アマンダ)「リンカさん…まだわたくし達には身長差があるから…」

ミュウ)「何を言っている?…アオイ達は純粋に特訓を始めたからであって、あなた達は嫌々な気持ちでしているから差が出てきているのですよ。…そんな事ではソウ太に愛想をつかされますよ?」

ミュウがリンカ達、アマンダ達を見て怪しく微笑んでいるとリンカ達、アマンダ達は立ち上がり特訓を続けた。

アオイ達

体力 5→50

魔力50→100

力1→10

スピード2→12

守1→10

[ステータスアップ↑]


リンカ達・アマンダ達

レベル 10

体力 50

魔力 50

力 50

スピード 50

守 50

魔法 火・水・風・土・光


1週間の月日が経過するとアオイ達はヒュウガ達とテンゲン達のもとに集まっていた。

オウカ)「テンゲンしゃん、あらし達と勝負してくらはい。」

テンゲン)「ハッハッハ。俺と勝負か?良いだろう…ハンデはどうする?」

オウカ)「テンゲンしゃん!!あらしは本気れす!!」

オウカはニヤリと笑うテンゲンを見て怒っていた。


テンゲンはオウカを見て苦笑しながら対峙した。

そこへキノジが二人の前に現れて審判員を名乗り出た。

キノジ)「ふむ…それでは、武器の使用は禁止、殺人はもちろん禁止、怪我も出来ればならない程度に、お互いに相手が降参する事を条件に勝敗を決めます。…双方よろしいかな?」


キノジはテンゲンとオウカの二人の顔を見てから開始の合図を出した。

テンゲンは余裕ある振る舞いからゆっくりとオウカに近付いて、オウカはテンゲンに向かって走った。

テンゲンは目の前いたオウカの姿を見失い、気が付けばテンゲンのお腹にオウカのパンチがめり込んでいた。

テンゲンはその場に倒れて意識を失っていた。

アオイ達以外の全員が驚いてオウカの姿を見て、テンゲンに近付いてテンゲンを調べた。

キノジは蒼然としながらオウカの勝利を宣言して、オウカはにこやかに笑いながらアオイ達のもとに近付いた。

キノジ)「隊長は…気絶しておるのぉ…」

タバサム・コハク・センクウ)「マジか?…演技…ではないな…」

キノジ達四人は気絶したテンゲンの様子を見て唖然としていた。

アオイ)「おいいたん、わらしたぁちも試合がしたいです。」

キノジ)「アオイちゃん、ミュウ様に特訓してもらったのかな?」

そう言われたアオイ達5人は笑顔で頷いた。

キノジ)「アオイちゃん…ワシらではまず勝負にならない…残念じゃがここまでじゃ…申し訳ない…」

キノジはアオイ達の顔を見て謝った。

アオイ達5人は話し合い部屋から出ていった。

ヒュウガ達5人もアオイ達のあとを追いかけた。


アオイ達

レベル0

体力 50→100

魔力 100→150

力 10→70

スピード 12→80

守10→100

[ステータスアップ↑]


テンゲン 32歳

レベル25

体力120

魔力50

力100

スピード150

守200

魔法 火・風


タバサム・コハク・センクウ 23歳

レベル18

体力75

魔力50

力80

スピード100

守130

魔法 光・風


キノジ 58歳

レベル43

体力100

魔力200

力100

スピード130

守100

魔法 火・水・風・土・雷・光


リンカ達・アマンダ達

体力50→150

魔力50→200

力50→150

スピード50→150

守50→150

[ステータスアップ↑]



本日はここまでです

また、明日の9時頃の投稿予定です

よろしくお願いいたします

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