リンカ・アマンダ・男の子達の考え~決意
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翌日、ソウ太と子供達はセンニチ町を歩き回っていたが子供達はソウ太がいつもの笑顔ではなく悲しい表情をしていたので心配になりソウ太の周りに集まってきた。
ヒナタ)「ソウにい、今日は元気無い?どうしらの?」
ソウ太)「ヒナタちゃん、オラ、ミュウの嫌がる事をしたからんでいたんだよ。」
サヤカ)「ソウ太、ミュウしゃんにごれんならいをするろ良いろ」
ソウ太)「サヤカちゃんの言う通りだね。でもオラはミュウにごめんなさいをしても心がモヤモヤしているんだよ」
センゴク)「なんら?ソウにいたん、ミュウしゃんをいじめているのら?」
ソウ太)「センゴクくん、オラは…そうなのかもしれない。」
タクヤ)「ソウにいはミュウたんが好きなろれす?」
ソウ太)「タクヤくん、オラはミュウの事を心から愛している。本当に大切にしたいと思っているけれど…」
センゴク)「やっぱり、ソウにいたんはミュウしゃんをいじめている?」
アオイ)「わらし、ミュウしゃんも大好りソウにいしゃんも大好りられろ、ミュウしゃんをいじめれいるならソウにいしゃんはきりゃい」
ソウ太)「アオイちゃん、オラはアオイちゃんにも嫌われたな」
そこでソウ太は乾いた笑いをして地面を見つめていた。
ヒュウガ)「ソウ太にいやん、いつもろオヤツが食べらいれす」
ソウ太と子供達は丁度、喫茶店の前を通りかかった。
ソウ太)「今日はここでクッキーや甘いパンを食べて休憩をしようか?」
ソウ太がそう言うと子供達は嬉しそうに喫茶店[ヒマワリ]の中に入っていった。
ソウ太は店員にクッキーと甘いパンと果実のジュースを子供達の人数分頼むと店内にいたお客の青年が怒鳴りだした。
青年)「ここはいつから子供達の遊び場になったんだ!!」
ソウ太)「すいません。ご迷惑だったでしょうか?」
ソウ太が申し訳なさそうにしていると店の奥から店主のアケミが出てきた。
アケミ)「ソウ太さん、気にしないでくださいね。ソウイチロウ!!アタシの大切なお客様になんて事を言ってくれるんだよ!!」
店主のアケミは客の青年ソウイチロウを怒鳴りだした。
ソウイチロウ)「アケミ…オレはお前のためだと思ってだな…」
アケミ)「ソウイチロウ!!ソレは小さな親切大きなお世話だよ!!ソウ太さん!!ごめんなさいね。ウチの客が迷惑をかけて、あら?今日は可愛らしいお子さんを連れて…あ!!ミユキちゃん!!お店の奥から秘蔵のお菓子を取ってきて!!」
アケミは目の前にいる子供達の頭を撫でようとしゃがみながら笑顔で子供達の顔を見ていた。
ミユキ)「はい!!今すぐにお持ちします!!」
ミユキは慌てて店の奥に消えていった。
ソウイチロウ)「なんだ?アケミ…子供が欲しいのか?だったら…」
アケミは無言でソウイチロウの胸元を掴み睨んでいた。
ソウイチロウはシュンとなりながら自席に戻っていった。
ミユキが子供達のテーブルに柔らかそうなパンの上に色鮮やかな果実があしらってあるお菓子を置いた。
子供達は目の前のお菓子を見て興奮して騒ぎだした。
するとソウイチロウがいきなり子供達に蹴ろうと足を振り上げた。
ソウイチロウ)「うるせんだよ!!ガキども!!」
ソウ太はすかさず子供達の前にでソウイチロウの足を自身の手で掴み押さえた。
ソウ太)「すいません。オラの子供達がご迷惑をおかけして」
ソウイチロウは舌打ちをしてお店から出て行こうとするとソウイチロウの背後に二人の女性が剣の切っ先をソウイチロウの首筋に当てて睨み付けていた。
女の子達)「あ!!リンねぇしゃま!!アマねぇしゃま!!」
女の子達はリンカとアマンダの二人に走り寄ると二人は剣を腰の鞘に戻して近寄ってきたアオイを抱きしめた。
リンカ・アマンダ)「アオイ、オウカ、ナユキ、ヒナタ、サヤカ、ちゃんとお利口さんしていた?」
アオイ)「リンカおねしゃん、アマンダおねしゃん、わらし、しゃんとしてらよ。」
オウカ)「アラシもおりそうしゃん。」
ナユキ)「アタリもしゃんとしてまりた。」
ヒナタ)「わらしも!!わらしも!!」
サヤカ)「アライも!!アライも!!」
リンカとアマンダの二人はアオイ達の頭を撫でながら笑顔で見ていた。
その時、ソウイチロウは側にいたリンカの肩を掴もうとしたがソウ太がソウイチロウを自席に座らせていた。
ソウイチロウは何が起きたのか訳がわからなくなり、勘定をミユキに払い、フラフラと歩きながらお店から出ていった。
リンカ)「ソウ太様、ありがとうございます。」
ソウ太)「オラは別に何もしていないよ。それより二人も一緒にどう?」
するとリンカとアマンダの二人は座っている子供達の輪の中に入り座った。
子供達はリンカとアマンダの隣で賑やかにしながらお菓子を食べて、リンカとアマンダの二人は笑顔で子供達の世話をしていた。
ソウ太達がお店から出て自宅に戻る途中にリンカとアマンダの二人はソウ太に話かけた。
リンカ)「今日のソウ太様は何故かお元気が無いご様子ですが…何かございましたか?」
アマンダ)「ソウ太様、わたくし達で何かご協力出来る事でしたら遠慮無く言ってくださいませ。」
ソウ太)「オラ…なんでもないよ。リンカさん、アマンダさん、ありがとう」
悲痛な顔をしていたソウ太はリンカとアマンダの顔を見て、無理やり笑顔を作り笑っていた。
リンカ)「ソウ太様はあたい達ではお役に立てない無理な相談事なのでしょうか?」
ソウ太)「…そうでは無いと思う…けれどもオラ自身が我慢する事だから…」
リンカとアマンダの二人はソウ太の辛そうな顔を見て、なんでも良いからチカラになりたい気持ちが沸き上がりソウ太の体に触れて話かけた。
アマンダ)「ソウ太様、わたくし達は今までいろんな経験をしてきました。なので、わたくし達全員であればソウ太様のお悩みを解決する方法があると思うのです。」
リンカ)「ソウ太様、ここはあなた様が我慢などせずにあたい達で解決させて欲しいです。…ソウ太様のお悩みは何でしょう?」
ソウ太)「実は…ってやはりダメだと思います。オラはリンカ達、アマンダ達を大切な家族だと思っています。…だから…コレは…無理な相談です…」
ソウ太の顔が更に辛く、苦しそうにしているとリンカとアマンダの二人はソウ太に自分たちの予想を話した。
リンカ・アマンダ)「ソウ太様、おそらく…夜伽の事でしょうか?」
ソウ太は二人に答えずに、ただ、顔を真っ赤にしていた。
リンカ・アマンダ)「あたい達、わたくし達の全員はソウ太様になら喜んでお受けします。なので…正直にお話ください。」
ソウ太)「オラ…人並み以上の絶倫らしく…ミュウとシルフィの二人が…特にミュウ自身はウンザリしているから…」
リンカ・アマンダ)「ではあたい達、わたくし達の全員が協力すれば…」
ソウ太)「リンカさん、アマンダさん…正直…オラ自身はありがたい…だから、ハッキリ言います。あなた方全員の体が壊れます。…オラは…諦めているんだよ…」
リンカ・アマンダ)「ソウ太様…しばらくの我慢です。わたくし達、あたい達が今からシルフィ様の所に行ってきます」
リンカとアマンダの二人はシルフィに会うために走り去って行った。
子供達もハシャギながら自宅に向かって走って行った。
子供達が自分たちの部屋に入るとヒュウガ、タケル、ユウジ、センゴク、タクヤの5人は話し合っていた。
タケル)「みんな…今日のソウ太にいやんはカッコいい。」
センゴク)「ソウにいたんはすろいよ。」
タケル)「ぼくたちもつろくなろう。そえでアオイしゃんをぼくがまろう」
タクヤ)「ぼくもアオイしゃんをまもう」
ヒュウガ)「ぼくはヒナタひゃんをまもう」
ユウジ)「ぼくはナユキひゃんだお」
センゴク)「なら…いらからテンゲンたりにそうらんするろ」
男の子達はテンゲン達のもとに向かうために部屋から出て歩いて行った。




