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オラの嫁  作者: う丸
第2章 魔国キングシャドゥ
20/31

魔王ゾルトの消滅、魔族四天王の崩壊

今日もありがとうございます

本日は1話だけの投稿となります

申し訳ありません

また明日の昼の12時に投稿予定です

よろしくお願いいたします

ソウ太はゴルド達の顔を見て自分の考えを伝えた。

ソウ太)「お義父さん、オラ…今回の魔族達の同盟は断ろうかと考えています。」

ゴルド)「ソウ太、お前が考えて決めた事なら俺たちは反対はしない。」

セシル)「そうよソウ太ちゃん、ソウ太ちゃんにはソウ太ちゃんの考えがあるのでしょう?なら良いじゃない。」


そこでゴルドとセシルの二人はソウ太の肩に手を置いて優しく目を細めてソウ太を見た。

ゴルドとセシルの二人はソウ太にそれ以上何も言わずに部屋から出て行った。

セーラ、ルーシー、カイン、サトルの四人もソウ太の肩を軽く叩き、笑顔で部屋から出て行った。

ミュウ)「ソウ太…そろそろ私達も寝ましょうか?」

シルフィ)「そうだっちゃ。ソウ太も今日は疲れたっちゃ、早く寝るっちゃ…ウチらと一緒に」

ミュウとシルフィは自然を(よそお)うようにソウ太の腕に自身の腕を(から)ませた。


ソウ太達が寝室に戻るとシルフィとミュウの二人はソウ太の体を優しく撫でながらお風呂に入るように勧めてきた。

ソウ太は二人に言われた通りに一階にある風呂場に向かいお風呂に入る事にした。

ミュウ)「ソウ太?私達も一緒に入るわね」

ミュウがそう言うとミュウとシルフィの二人が風呂場に入ってきた。

ソウ太はその場でびっくりしてカタマっていると水色のワンピースのような湯浴み着を着たミュウとシルフィがソウ太の前に現れた。

シルフィ)「ソウ太、そんな所でカタマってないでホラ!!ここに座るっちゃ」

ソウ太はシルフィに言われた通りに風呂場にあった椅子に座るとシルフィとミュウがソウ太の体にお湯をかけて、石鹸を自身の手に絡めて泡立ててソウ太の体を撫でるように触れて洗い始めた。

ミュウ)「ソウ太、そんなに緊張しないでそれで…どうなの?湯浴み着を着た私達は?」

シルフィ)「どうだっちゃ?」

二人は顔を真っ赤にしたソウ太の目の前で(なまめ)かしい表情をして笑みの(あふ)れる甘ったるい目で口元から舌を出してゆっくりと舐めずりソウ太の目を見た。

ソウ太)「凄く綺麗です。」

シルフィ)「それだけだっちゃ?」

ミュウ)「シルフィ…気持ちはよくわかるけれど、今のソウ太には刺激が強いから緊張しているのよ…」

ミュウにそう言われたソウ太は二人の目の前で首を必死に上下に動かしていた。

ソウ太は二人に体を隅々まで洗われて放心状態でカタマり、ミュウとシルフィの二人が自身が着ていた湯浴み着をソウ太の目の前でよく見えるようにゆっくりと脱ぎだした。

ミュウ)「ソウ太…次はあなたが私達の体を洗って欲しいわ」

ミュウはソウ太の手に石鹸をつけて泡立て始めた。

シルフィ)「ソウ太…ウチらの体を隅々まで洗って欲しいっちゃ」

シルフィもミュウと同じようにソウ太の手に石鹸を泡立てて自身の胸に触れさせた。

シルフィ)「ソウ太はウチらの体を見て触れてなれていくっちゃ」

ミュウ)「ソウ太…本当は私達、あなたと早く一つになりたいの…あなたはなれていないから興奮しすぎてまた意識をなくしてしまうわ…今は…私達に触れて…心から…私達を…求めて…」

ソウ太は二人の気持ちがわかり、不甲斐ない自分のせいで二人に言わせた言葉が心に突き刺さった。

ソウ太が何かを言おうとするよりも早くミュウが唇でソウ太の口をふさいだ。

その後、シルフィもソウ太と口付けをして、ミュウとシルフィの二人はソウ太の手を取り、自身の体に触れさせた。


ソウ太達がお風呂から上がり、ソウ太の寝室に戻って来るとソウ太はシルフィに膝枕をしてもらっていた。

シルフィはソウ太の心の中がぐちゃぐちゃになりとても眠れそうにない事を感じとり、ソウ太に(さと)られないように魔法で優しく緊張をほぐして眠気を誘っていた。

シルフィがソウ太の頭を優しく撫でていると、ソウ太は目から涙を流して眠っていた。

シルフィ)「寝たようだっちゃ…」

ミュウ)「ソウ太を苦しめたのかな…私は…」

シルフィはミュウの肩に手を置いて首を左右に動かした。

シルフィ)「私は…じゃないっちゃ。私達は…だっちゃ。それでも…必要な事だっちゃ…」

二人は体を震わせて不安から静かに涙を流した…


ソウ太は目を覚ましミュウとシルフィの二人を抱き寄せ、服を脱がせて優しく愛撫した。

ミュウ・シルフィ)「寝てたはず…」

ソウ太は二人に優しく口付けをして、何も言わずに二人の身体を自身の溢れる愛情で包み込むように二人を求めた。

二人が何度も果てて、前座は終わりとばかりにソウ太は二人と一つになり、ソウ太は女性を知り、自身の中から感じた初めてに溺れ始めた。

ソウ太がそこで躊躇(ちゅうちょ)して、二人のためにとしようとし始めるとミュウとシルフィの二人はソウ太の思いを感じ、二人は躊躇しているソウ太を優しく導くようにミュウとシルフィはソウ太と一つになり…そこからの3人はお互いにまるでただのケモノになったように激しく求め合い何度も果てては求めた。


その時…魔国キングシャドゥのとある場所では…

コウハイ)「今日…竜達に会いました。」

※)「そうですか…それでは、今度こそ我らが竜を殺して食らってやりますか。」

コウハイ)「ーーーさん…前回は白銀の竜を仕止め損ないましたよね…」

※)「前回はすまないと思っている…しかし、今度は大丈夫だ。」

その時…10人の魔族が現れた。

※)「今回は仲間を呼び集めた。前回は1人で戦ったから逃げられたが…今回は逃がさない…」

※はニヤリと笑った。

コウハイ)「失敗が出来ないですよ…そろそろ私もゾルト様の一族から奪われたモノを回収しようと思っているんですよ…」

※)「どうする?先に竜を食らってチカラを手に入れてから、我らの悲願を果たすか?それとも…」

コウハイ)「やっかいな事に竜は8匹が集まっていました…それと、1人の男が2匹の竜を嫁にしています。」

※)「嫁?何かの冗談か?」

コウハイ)「あなたが殺しきれなかった竜と死神竜を嫁にしていました。」

※)「なら…ソイツを捕まえるか?難しいならソイツがらみで弱みを探るか…」

コウハイ)「その男は[ソウ太]かなり危険な存在です…それと…私もそろそろゾルト様から離れた方が良いですかね…その方がーーーさんも動きやすいでしょうから…なら…私は先にゾルト様から奪われたモノを回収します…」

※)「なら…わたしはあなたに協力した方が良いのかしら?」

コウハイ)「どうでしょう?私とゾルト様の相性は良いと思っているんですが…」

※)「コウハイさん…確実にしていかないとダメだと思います。」

コウハイ)「そうなると…次は、四天王がらみの問題ですかね?」

※)「コウハイ…そこは大丈夫だ。我らがいるからな」

コウハイ)「なら明日は皆さんよろしくお願いしますね」

その時…コウハイを1人残して誰もいなくなった。


翌日、コウハイは1人でゾルトに会いにきた。

コウハイ)「おはようございます。ゾルト様!!」

ゾルト)「おはよう。コウハイ今日は早いのぉ、どうかしたか?」

コウハイ)「実は大切なお話がございます。」

そう言うとコウハイはゾルトに歩み寄った。

ゾルト)「大切な話とな…」

コウハイは話始めたゾルトの体の左胸を貫き、ゾルトの心臓を抜き取った。

ゾルトの心臓は黒色の鍵に変わり、コウハイはニヤリと笑みを浮かべた。

ゾルトはコウハイの怪しく笑う顔を見ながら静かに倒れた。

コウハイは倒れたゾルトの体に触れるとゾルトの体はコウハイの影に吸収されて消滅した。

その時、コウハイの目の前にカエン、スイカ、フウシ、カワラケが姿を現した。

カエン)「おい!!コウハイ!!ゾルト様を…殺したな…オラっちしっかりと見たぞ!!」

スイカ)「どういう事か…とりあえずあなたを拘束します…」

フウシ)「コウハイ~それは~無いよね~…死ね!!」

カワラケ)「コウハイ~…ゾルト様は…僕らの父親のように大切なお方だよ…」

魔族四天王はコウハイに向かっていった。

するとコウハイがカエンの拳に触れてカエンを自身の影に吸収した。

残りの3人は驚き、コウハイから離れた。

コウハイ)「そんなに警戒しないで。わたし、悪い魔族じゃ無いよ。アッハッハッハ」

スイカ)「あなた…誰?コウハイじゃ無いわね。」

コウハイ)「わたし?う~ん別に誰でも良いじゃない?」

コウハイの目が怪しく光り、姿を消すとコウハイはカワラケの体に触れてカワラケを自身の影に吸収した…

フウシ)「スイカ~ヤバいよ~ここは逃げよう~」

スイカとフウシの二人が動こうとするよりも早くコウハイはフウシの体に触れて自身の影に吸収した…

スイカ)「あなた…」

コウハイ)「安心して良いよぉ~わたし、苦痛は与え無いから…アッハッハッハ」

コウハイの姿が消えるとスイカは身の危険を感じ、自身の体を水に変えて地面に潜り込ませた。

コウハイ)「あらぁ~…逃げられたわ…アッハッハッハ…」

コウハイ)「モリガンさん、油断したからですよ。」

コウハイ?)「ごめんね…でも、スイカとかいう女は…どうせ、ソウ太の所に逃げたんでしょう?なら…問題無いよぉ~」

コウハイ)「はぁ~…とりあえず、センニチ町に向かいますか…」

盛大なため息をしたコウハイは姿を消した…



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