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オラの嫁  作者: う丸
第2章 魔国キングシャドゥ
15/31

ソウ太、アマンダ達を助ける

今日もありがとうございます

テンゲン達とダイダロスとヘラクレスは飯処[ぼさつ]にいた。

ダイダロス)「先ほどの3人はいったい…」

テンゲン)「あれはかなりヤバい…俺達全員で戦っても、おそらく死ぬな、良くて手足が失くなるかもしれない…」

ヘラクレス)「ソウ太さん達は何故、あれらを前にして平気なのでしょうか?」

キノジ)「ワシが思うに、ソウ太様も奥方様達もかなりの実力者という事じゃ。アレを前にしてワシらは恐怖で体がすくんでいた時、ソウ太様達お三方は平気じゃった。ワシらはソウ太様の奥方様二人にめったに会わないのじゃが、おそらく…ソウ太様以上の実力者…今頃、先ほどの3人は倒されておるやもしれん…」

そこでダイダロスとヘラクレスは真っ青な顔になり(うつむ)いていた。

テンゲン)「どうした?あぁ~…そういうことか、とりあえず、ダイダロス、ヘラクレスはソウ太様達がこちらにお越しになられたら真っ先に謝罪すると良いだろう。良くて許してもらえるかもしれない…」

ヘラクレス)「テンゲンさん、最悪は…」

テンゲン)「そんなもん、決まっている。奥方様二人にお前らは殺されるだろう。」

そう言われたダイダロスとヘラクレスの二人は顔を更に真っ青にさせた。


リンカ達5人と子供達10人はいつもの部屋の中にいた。

アオイ)「リンカおねしゃん、わらし、お人形さんあろびがしらい」

そう言われたリンカはマーガレットの顔を見ると、マーガレットは頷き、お手製の小さな人形を取り出してアオイに手渡した。

オウカ達4人もマーガレットの顔を見て、両手を広げて人形を催促していた。

リンカ、フウコ、リグレット、フィーナの4人は微笑みながらマーガレットが女の子達4人に人形を手渡している姿を見ていた。

男の子達5人はブランコや滑り台などで遊んでいたのだが、女の子達5人のお人形さん遊びを見て近寄って来た。

ヒュウガ)「アオイしゃん。僕と一緒に遊びましょう?」

するとアオイは他の女の子4人の影に隠れてしまった。

タケル、ユウジ、センゴク、タクヤの4人はそんなヒュウガを見て笑っていた。

ヒュウガは諦めずにアオイに近寄り、アオイの側でアオイ達5人の人形遊びを見ていた。

ヒナタ)「ヒュウガくん、わらしと一緒に人形遊びしませんか?」

ヒュウガはヒナタの顔を見て、微笑みながら頷き、ヒュウガはヒナタから人形を受け取り、壊れないように優しく人形を扱った。

そこにタケル達4人はヒュウガとヒナタの二人を(はや)()てた。

ヒュウガはヒナタに人形を手渡した。

ヒュウガ)「ヒナタしゃん。ありあとう。ろめんね、また、一緒に遊んれね。」

ヒュウガはヒナタにそう言うとヒナタから離れてタケル達4人の所に戻っていった。

ヒュウガがタケル達に近寄るとタケル達から「ヒナタが好きなんら」と言われてヒュウガは顔を真っ赤にしてタケル達4人を追いかけてタケル達4人は叫びながらヒュウガから逃げ回っていた。


リンカ達5人はそんな光景を見て、[青春ね]と思いながら、子供達10人を微笑みながら見守っていた。


一方…アマンダ、ヘレナとその仲間達10人は冒険者ギルドの依頼でゴブリンの集落を視察しにセンニチ街から北西に10キロの地点のメガロ森林に来ていた。

アマンダ達は辺りを注意深く探索していると前から1人の男性が現れた。

カギャク)「おや?これはツイてる!!お前ら今すぐ俺のモノになれ!!」

アマンダ)「あなた…タダ者ではないわね…ヘレナ、あなた達、ここはわたくしがなんとかするから逃げなさい。」

カギャク)「ふっひっひっひ…逃がす訳ないだろう」

カギャクが地面に手をあてるとアマンダ達は結界に閉じ込められた。

カギャクは笑いながらアマンダ達に歩み寄った。

そこへ女性達10人が一斉にカギャクの体を斬りつけた。

しかし、女性達がカギャクに斬りつけた剣はカギャクの体に当たると同時に剣は折れてしまった。

カギャク)「なんだよ。その貧弱な剣は、まぁ~いっか」

カギャクは目の前にいた1人の女性を捕まえ鉄のワッカのようなモノで両手を拘束した。

カギャクはいやらしく笑い、その女性の服を破りめくった。

裸にされた女性は必死に抵抗しようと足をカギャクの顔にめがけ蹴りあげた。

カギャクは女性の攻撃を受けながら、いやらしく笑いながら女性の胸を揉みしだかし始めた。

他の女性達は慌ててカギャクに殴りかかり、仲間の女性を助け出そうとした。

カギャクは迫り来る女性達の両手を捕まえて、鉄のワッカを次々と出して拘束した。

拘束された女性は全て裸にひんむかれて、拘束した両手をロープで縛り、近くの木にそのロープをくくりつけて拘束された女性達の両手を吊し上げて固定した。

カギャクは拘束した女性達の露になった裸を見て、ヨダレを垂らして笑っていた。

カギャク)「そこの二人も早く俺にかかってこいよ。今すぐ俺が拘束して、お前ら全員をアヒッアヒッ言わせてやるからよ…特にそこのお前、ここのリーダーなんだろう?…良いねぇ~…お前は俺のデザートだ。最後まで抵抗して俺を楽しませてくれよ。」


アマンダとヘレナの二人は覚悟を決めてカギャクに攻撃をしようとした時、そこへソウ太とミュウとシルフィの3人がいきなり目の前に現れた。

ソウ太はカギャクの体を殴った。

カギャクの体は真上に飛ばされて、落ちてきた所をソウ太はカギャクの顔面を繰り上げた。

ソウ太の攻撃を受けたカギャクの顔面から骨が(くだ)ける音がしてカギャクは地面に転がった。

ソウ太はカギャクに近寄り、カギャクの体に触れるとカギャクの体がその場から消えた。


ソウ太は急いで拘束された女性を助け出して、大きなタオルで女性達の露になった裸を隠した。

アマンダ)「あ…あなた…いったい…何者?…わたくし達が手も足も出なかった相手を…簡単に退けるなんて…」

ミュウとシルフィの二人がアマンダに声をかけた。

ミュウ)「そんなの…」

シルフィ)「あなた達が弱すぎるだけだっちゃ。」

ミュウ)「何?偉そうに、私達のソウ太に暴言吐いておいて、そのザマ?少しは身の程を知りなさい。」


するとアマンダはその場にしゃがみこみ、泣き出してしまった。

ソウ太はアマンダに近寄りハンカチで涙を拭きながら微笑んだ。

ソウ太)「アマンダさん、大丈夫ですか?オラのお嫁さん達がすいません。後…あなたの仲間達は皆さん無事ですから…センニチ街まで戻れますか?」

アマンダはソウ太の優しい笑顔を見て、安心してしまい更に号泣してソウ太の体に抱きついた。

ソウ太はアマンダの背中を優しく撫でていた。


アマンダが落ちついたので、ソウ太とミュウとシルフィはアマンダ達を連れてセンニチ街に戻った。

アマンダの仲間達はヘレナが引き連れていった。

ソウ太とミュウ、シルフィ、アマンダの4人は飯処[ぼさつ]にきた。

ソウ太がお店に入るとダイダロスとヘラクレスの二人がソウ太に土下座して謝罪してきた。

ソウ太は慌ててダイダロスとヘラクレスの二人を立ち上がらせようとすると、ダイダロスとヘラクレスの二人はソウ太に許してもらえるまで立ち上がろうとはしなかった。

ミュウ)「どうして二人は謝っているの?」

ミュウが近くにいたテンゲン達に聞くと、テンゲン達はミュウとシルフィの二人に昨日あった出来事を説明した。

するとミュウとシルフィの二人が鬼のような形相でダイダロス達に近づき睨んでいた。

シルフィ)「おい?ゴミ虫…一度…死んでみるか?あぁ~ん!!」

ミュウ)「シルフィさん…殺すだなんて…そんなお優しい…生きている事を後悔させて差し上げてから何度も苦痛を与え、心をへし折り首輪でもつけてセンニチ街でみんなのペットとして扱い、毎日、このゴミ虫を蹴りあげながら(しつけ)をしてあげるのがよろしいかと…」

ダイダロスとヘラクレスは体を震わせてソウ太の顔を見て泣いていた。

アマンダ)「ダイダロスにヘラクレス…わたくしも同じような事をソウ太様にしたので…ソウ太様!!わたくしをあなた様のペットとして扱ってくださいな」

アマンダはソウ太の目の前で土下座してソウ太の手に首輪を手渡して、期待するような眼差しでソウ太を見上げた。


するとミュウとシルフィの二人がアマンダのお尻を叩いた。

ミュウ)「このメス豚が!!調子にのるな!!」

シルフィ)「シバき張った倒すぞ!!」

アマンダ)「御姉様!!もっとぉ~」

アマンダは体を震わせて歓喜していた。

ソウ太は慌てて皆に話しかけて、ソウ太はミュウとシルフィの手を取り、自宅に戻っていった。


翌日、ソウ太の自宅にアマンダ達がソウ太のもとに訪れた。

ソウ太は目の前にいる土下座して並んでいるアマンダ達を見て、盛大にため息をつき、ミュウとシルフィの二人は目障りだったので…リンカ達を呼びだした。

リンカ)「ミュウ様、シルフィ様、この…」

ミュウ)「リンカ…このメス豚どもをよろしく頼むわ」

シルフィ)「リンカ、気に入らないなら、捨てて来て」

リンカはアマンダ達に近づき話しかけた。

リンカ)「あたいはリンカ、あなた達は何故ここで土下座をしているの?」

するとアマンダは昨日、ソウ太の助けてもらった事、ソウ太に失礼な発言をした事を説明した。

リンカ)「とりあえず…あたい達が住んでいる建物に行くわよ。」

リンカはアマンダ達は引き連れていった。

ソウ太)「ミュウ…シルフィ…オラ…良かれと思ってした事がこんな事になるとは思わなかったよ…ごめんね…」

ミュウとシルフィの二人はソウ太を優しく包み込み、そのまま自宅に入り、ソウ太の寝室に入るとミュウとシルフィはソウ太の心を癒すために、自身の胸をソウ太の顔で挟み包んだ。

ソウ太は顔を真っ赤にしていたが、しばらくすると落ちついたソウ太は二人の胸の中で眠りだした。

ミュウとシルフィの二人はソウ太の寝顔を眺めながら微笑みあっていた。





すいません…近々、投稿出来ない日がくるかもしれません。

その時は、本当に申し訳ありません。


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