第4話 地図作る?
このエッセイには目標がふたつあります。
ひとつめは、「なろう」時代小説ファンのみなさまがお気に入りの小説を読むときに、ブラウザとは別窓で開いておける地図を作ることです。作中の地名が網羅されていなくても、地形図があれば臨場感が増すのではないか、と。
「なろう」読者の半数近くはスマホや携帯でアクセスしているのは存じていますが、私自身がPCなもので……モバイルの方々、ごめんなさい。
その地図は……これから作るんだけどさ!(汗)
ぶっちゃけエッセイの文章書くほうが100倍大変だよ!
前回懲りたはずだったのに! 学習してなくてまた泥縄だよ!
……まぁ地形図がある時点で山場は越えているので、帳尻は合うでしょう。
たぶんおそらくきっと。
そしてふたつめの、さらにだいじな目標は。
「なろう」時代小説の作者様が、手ずから「地図を作ってみようか」と思い立ったときに。
読者のひとりとして、また自称地図屋として、その機会を逃してはいけない気がするのです。
地図作りの入り口が用意されていて、作業の手間もなるべく減らしておく。
すると地図付きのお話が増えるかもしれませんね! もしかすると。
舞台装置たる「地理」が分からないためにモヤモヤする感覚は、時代小説読者なら誰でも知っているはず。地図があれば読者は助かるのです、本当。
前話で出た地形図は、お好きなように加工して、「なろう」と「みてみん」内ならご自由に使っていただいて結構です。私への通知も不要です。
時代小説の作者と読者のみなさん、まずは実際にいじってみてください。
では、次のファイルをダウンロードしてください。
https://img1.mitemin.net/8s/24/lysjbzlxcpzsb35flxdvgtf5500w_xow_18g_18g_2spb.png
PNGイメージ、1600×1600ピクセル、131KB
前回の地図の5番目のレイヤーとして加えます。
「マーカー」レイヤーと名付けておきましょう。
これは、「なろう」時代小説にたびたび登場する地名を適当に選んで、場所を載せたものです。
縮小されているのでこの挿絵では判りづらいですが、小さい点を打ってあるのがその場所です。
右下には場所を記すためのアイコンを用意しました。
必要な場所の点のところにアイコンを置けば簡単お手軽に地図が作れるよ、というわけですね!
ここに載っていない地名については、地形図をいったん非表示にして、地理院原図を見ながらアイコンを配置します。
アイコン配置のあと、文字を入れたら地図の完成です。
なんとなくできる気がしてきませんか?
[お詫び]
地図の中に記載されている「名護屋城」は「那古野城」の誤りです。
申し訳ありません……