第2話 やってみてください
以下の文章は、PCでご覧のかたを対象にしています。
PCをお持ちでないかたは、大変申し訳ございません。どうぞ読み流してくださいませ。
そして文や挿絵の一部は、私の環境 Mac PowerBook + Adobe Photoshop Elements のものです。あらかじめご了承ください。
……では、よろしければ、実際にやってみてください。
「なろう」の小説の挿絵は、ほとんどが「みてみん」という姉妹サイトに登録したものを参照しつつ使っています。
書き手のみなさまは、「なろう」と同時に「みてみん」のアカウントを持っていて、ここに使う絵をあらかじめ登録しているのですね。
そして「なろう」小説の挿絵には、580×580ピクセルを越える大きさの画像は自動的に縮小されて表示されるという特色があります。
このとき、データが大きすぎるものはファイルの容量も圧縮されます。
「なろう」のお話の中に容量150KBの地図があって、細かくて見にくかったため元図をダウンロードしてみたら2MB超の巨大な地図でびっくりしたこともありました〜。
せっかくですから、「みてみん」から元絵をダウンロードする方法もご紹介しつつ進めます。
見ての通り、これは国土地理院の淡色地図そのものです。正確には、それを何枚か貼り合わせたものです。
この画像をクリックします。
ブラウザの新しいタブが開き、こんな画面が出ましたね?
これは「なろう」から「みてみん」に飛んでいるのです。
しかし、表示されているのは「なろう」用に大きさが縮小・圧縮された画像です。
この画像をもう一度クリックすると、さっきよりも大きな地図が出ます。これが「みてみん」に投稿された元絵になります。
では、これを右クリックして「イメージをダウンロードに保存」してください。(Macにはダウンロードという名前のフォルダがデフォルトであるのだ)
ダウンロードした画像ファイルを確認しましょう。
JPEGイメージ、1600×1600ピクセル、657KB となっているはず。
……ちょっと重いね! 使い回すのを想定して、圧縮は軽めに作っております。
これで1枚目のダウンロードは終了です。
お手持ちの画像ソフトのアイコンにこのファイルをドラッグ&ドロップしましょう。画像が加工対象になりました。
レイヤー名「背景」を「地理院原図」に変更しておきます。
2枚目です。
こんなのです。海と山の地形図です。
この地形図、緑系の色がついている場所は海抜100メートル以上の場所です。そして1000メートル以上の所は一律に深緑色になっています。大和の国の南のほうとか。違和感があるかもですが、こんな高地はまずお話の舞台にはならないのでこれでいいのです。
サックリと直接ダウンロード致しましょう。
https://img1.mitemin.net/8u/of/si1cihoog7b7pbk07n76wzkq54_i7e_18g_18g_9ikd.jpg
終わったらファイルを確認してください。
JPEGイメージ、1600×1600ピクセル、444KB になっているでしょうか。
ちなみに、すぐ上の地図は元から挿絵サイズに作ったものなので、クリックしても大きなのは出ませんよ? ご注意を。
さて、今度は2枚目の地形図を画像ソフトに放り込みます。
そして全体を選択してコピー。1枚目の地理院原図のほうに移って、新しいレイヤーを作ってペースト。
ここで、地理院の原図を上書きして消すのではなくて、新しいレイヤーとして地形図を重ねるというところがミソです。これ大事。
Photoshop Elements では単にペーストを行うと自動的に新しくレイヤーが作られます。または新しくレイヤーを作ってから選択範囲内にペーストすれば同じ結果になります。
このあたりは画像ソフトの種類によって、操作に若干の違いがあるでしょう。
レイヤーの名前は「地形図」でよろしく。
ふたつのレイヤーが揃ったら、地形図の表示をON/OFF切り替えて確認してみてください。
「レイヤーって何?」とおっしゃるかたは。
第5話冒頭に説明を用意しました。そちらを先に読んで、イメージを掴むと話が分かりやすくなると思います。
1枚目の地理院原図を直接ダウンロードする場合のURLはこちらです。
https://img1.mitemin.net/5g/1v/iw7x47tsix441feke6po5flr9xpv_xsq_18g_18g_e336.jpg
第5話は4月25日20時に予約投稿されます。