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僕の戦国時代  作者: 虫松
第七章 九州地方編
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第二話 地ならししました。

地ならし、大規模土木工事開始!

傾いてたりゴツゴツした道より平らな道の方が歩きやすい。

さぁ平らな道を作ろう!違う違う!地ならしにはもう一つの意味がある。


地ならしとは一言でいえば、根回し工作のことです。

事前準備が何事も大事ですよね。

すり合わせを重ねて大きなプロジェクトは成し遂げられるのだ。

環境整備局、中田玄白が明智君と共にお忍び九州の旅です


僕は今、大分県のあたりにいますー。


「明智君、別府温泉とか入りたいんだけど」


「殿、そのような温泉聞いた事ございませぬ」


別府温泉 現在の大分県、別府市

噴火後や沼地のようになっており整備されたのは江戸時代


山は富士 海は瀬戸内 湯は別府


「だよねー。温泉開発でもして儲けようか?」


「そのような事をして儲かるのですか」


「そうか、今は戦国時代であった。金払って旅行する時代じゃないよな」

(平和になったら菊姫ちゃんと温泉旅行して子作りでもするか)


「殿、城が見えてきました」


「はぁー、仕事はいえ、お城巡りも飽きてきたなぁ」


「後5箇所です、頑張りましょう。」


(裏切ってください。考えときます。

みたいな繰り返しだもんなぁ。

ようは戦局しだいである。

いやいや地味な活動にこそ勝機はあるのだ。)


「九州って山が多いよな」


「九州?薩摩の事をでしょうか?」


「薩摩は鉄砲がいち早く伝来した事でも有名です。」


「鉄砲隊いっぱいいたもんな。」


僕は九州各地の豪族へ地ならしならぬ地周りをするのであった。


地雷完成しました。現在、大量生産中です。



◇◇◇




信長様は再び島津家に攻め入ります。

今回は毛利軍、宇喜多軍、長曾我部軍、細川軍の方々

丹羽長秀さん、前田利家さん、羽柴秀吉さん他、信長軍精鋭部隊

と圧倒的な兵力です。僕は物資輸送の後方支援となりました。


日向の戦い


3月29日、信長様の大軍は日向松山城を落としました。

4月6日、高城に籠城した山田有徳の城を包囲、二重に囲んで

秀吉さんが得意な干し殺ししました。

その状況を聞きつけた島津軍が2万の兵をひきつれ城に向かいました

が逆に包囲されてしまいました。


根城坂の戦い


しかし城は堅固なうえ島津軍は粘り強く戦います。

中々城が落とせません。

僕は信長様に呼ばれました。

今回は援助物資輸送で楽できると思ったのに・・・

信長様は腕組みしてます。


「城攻めですか?」


「山田有徳、中々しぶとい。鉄砲や火矢など攻撃しているが

よく耐えておる。」


「人を投げ入れて見ますか」


「できるのかそんな事?」


僕はハングライダー部隊とシューター投石機部隊に命じて

お城にわんさか人が乗り込めば、城落とせる作戦。

略してペッタンコ作戦を開始した。


人間大砲みたいに飛ばされて行く兵士さん達・・・・


ヒュー ヒュー ベッタリ

みたいな感じです。


しかし風まかせ、狙いが違うよ


「あーーーそれていく」


たまにお城から外れてます・・・・

すまない槍でうまく刺さって生き延びてくれ。


不謹慎だが、プー◯ンを思い出した。

空から襲いくる風船で降りてくる狼を母ブタが矢で射ち落とすファミコンゲーム


上からはハングライダー部隊が投下屋根から侵入です。

くノ一の煙幕も役に立ってます。


お城も下からの攻撃は想定してるけど

上空からの攻撃は想定してないよね。


島津軍自慢の

鉄砲隊も城内戦の白兵戦威力はっきできず。

高城城、炎上しました。

山田有徳は城内で自刃しました。


島津軍撤退。地雷の出番なかったな。


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